3/18-21の金、土、日の3日間、ポルトガルのリスボンへ旅行に行ってきました。テニスを一緒にさせていただいている、日本人の奥様のお二人とです。


地震で大変なことになっているときに。特に海外にいて、距離があるからでしょうか、こんなのんきにしてていいんだろうか??なんていうちょっとした罪悪感とかあったりしつつ、、、

でも、じっとしてたからって、何か助けになるわけでもないし。無力な自分が申し訳なく、心が痛むのは事実なんだけど、だからといって暗い気持ちで引きこもってたってしょうがない。一人一人が、思いやりを忘れないで、でも、それぞれができるだけ日常を明るく過ごす、ってことも大切なんだよ、と自分に言い聞かせ、旅行も楽しくいくことにしました。


初日、朝の5時にフランクフルト空港で待ち合わせ。金曜日で仕事があるのですが、だんな様が送ってくれました。ありがとうラブラブ!チェックインして、6:20に出発です。現地には9:30に到着!!ただし時差があるので、着いたときには現地時間は8:30くらいです。空港に到着し、バスに乗ってホテルへ。まだ入れないかと思いきや、お部屋に入っていいとのこと。ラッキー音譜いったん、部屋に入って、荷物をといて装備を整えてから。街に出発です。


まずはサンタ・ジュスタのエレベーターを使って、サン・ロケ教会を目指すことに。このサンロケ教会は、天正少年使節団がヨーロッパの地におりたって、滞在したところらしいです。


サンタジュスタのエレベーター。リスボンは坂の多い街で、このエレベーターも立派な交通手段なのです!
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サンロケ教会のあと、展望台からリスボンの街を眺めたのち、映画撮影などに使われて有名なケーブルカー、ビッカ線にて河の方へ下り。ビッカ線沿いの小さなお店でランチをとってから、見どころ満載のベレン地区へと市電の15番線に乗って移動です。


ビッカ線。これに乗って急な坂を下って行きます。向こうに見えるのがテージョ河。
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ベレン地区最初の見どころはジェロニモス修道院。内部には航海者バスコ・ダ・ガマやポルトガル詩人カモンエスも眠る石棺が置いてありました。

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修道院内の回廊。マヌエル様式の細かい彫刻がすごい!!
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続いて、河の方へ。マヌエル様式の優美な塔、ベレンの塔。美しい姿から、テージョ河の貴婦人という呼び名があるらしいですが、納得の気品がある建物でした。ただ、地下に水牢があったりして、ここはとっても怖い、、、
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ベレンの塔からみた、左から発見のモニュメント、4月25日橋、そして対岸のクリスト・レイ

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さて、発見のモニュメントへ向かって。エンリケ航海王子を先頭に、ザビエル、コロンブス、マゼラン、バスコ・ダ・ガマなど、大航海時代の人物の彫刻が。
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このあと、大きな目玉となるスイーツをドキドキ日本でも流行ったエッグタルトの元祖「パティス・デ・ナタ」の老舗のお店へ。ここのタルトは、もともとジェロニモス修道院のレシピで作られて、「パティス・デ・ベレン(ベレンのお菓子)」と呼ばれて、リスボンのいたる所で売られている他のパティス・デ・ナタとは一線を画す存在。さすが、とっても美味しかったです合格


さて、それから、本日の夕食は、テージョ河をフェリーで渡った先にある、港のお店でシーフードを、と企画してました。フェリーに乗って、カシーリャスへと渡りました。まずはバスに乗って、高台にあるクリスト・レイをみに。到着したとき、なんと、閉まっていて、入れないのか…ガーンと、とってもがっかりしたのですが、他に観光に来ていた6名くらいの方が、入り口のところで、管理をされている修道女のおばちゃまと交渉中。その行方を後ろで心の中から精一杯応援しながら見守っていると…笑顔で、門を開いてくれました!!どうもありがとう、です。ずっと一緒にまわってくださったけど、ポルトガル語でバーっと喋られるので、何をおっしゃってるかはチンプンカンプン。でも、優しい笑顔に心温まりました。


入れてもらえたので、正面にまわって写真が撮れました(^^)
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またバスに乗って、港に戻り、河沿い近くのレストランへ。エビのガーリックオイルソテー、シーバスのグリル、いわしのグリル、イカのグリルを食べましたが、、、、はっきり言って、どれもこれも、激旨!!でした。フランクフルトにいると、新鮮なシーフードを食べる機会、お寿司屋さんとかでしかない感じなんだけど。調理方法は、本当にシンプルなんだけど、それだけに素材の味がよくわかり、すっごく美味しいんです。日本人には、ものすごく、美味しく感じられると思いました。


対岸からみるリスボンの夜景
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初日は、これにて終了~。フェリーに乗って対岸に戻り、そこからタクシーでホテルへ。初日、パーフェクトだったね、と3人で口々に言い合いながら、床についたのでした。