昨日は、『ドイツの中世の歴史教室』に初参加でした。月曜テニスで親切にしてくださっている奥様が、「こんなのがあるんだけど、面白いのよ」ってご紹介くださったのです。中世の歴史について、月に1回教えてくださり、全14回で終了。1回が15ユーロで、行くたびの支払いでOK、休んでしまったクラスは、今後始めるクラスであるときに振り替えで取ることができるのです。中世の歴史を知って、各地にある建築物その他、ゆかりや意味がわかれば、見どころも増えて面白いだろう、ということで、興味津々、参加することにしました。
昨日が初回でしたが、とっても面白かったです。先生、すごくなんていうか、パワフルな人でした。ドイツ人とご結婚されて、もう20年くらいこちらにお住まいとのことですが、もともとは、経済学がご専門ですが、こちらの大学で趣味でさらに歴史学を学び、それを日本人駐在員の奥様方に頼まれて教えるようになったのが、きっかけだそう。
初回は、中世とは、いつからいつまでなのか、などについてと、ローマ帝国が滅びて中世ドイツの始まり、カロリング王朝についてでした。雑学こぼれ話、みたいなものが沢山おりこまれて、これがまた楽しい。教会建築などについても、時代背景とともに、建築様式の変遷を一緒に教えてくださるそうです。ほんと、観光地に行っても、今まで「ふーん」って見てきただけのものが、もっと違ってみえてくるんじゃないか、と楽しみがいっぱいです
ドイツに誰かが遊びに来たら、少しこういった背景と見どころが説明できるようになればいいなぁ。これから、時々、課外授業で近くの街や博物館などに先生と一緒にお出かけして、説明を受けたりするイベントも適宜行われます。さっそく、次回はフランクフルト市内の考古学博物館に行く課外授業が、先生のお宅でやる講義とは別に計画されています。とっても楽しみです![]()