行政書士試験の受験は、2回目でやっと成功しました。

そろそろ受験勉強を継続するのも、
精神的に限界が近づいていたのですが、
何とか無事に合格する事が出来たので、
ホッとしています。

そもそもこの資格を取得しようと決意したのは、
就職と、将来に対する不安に備えたかったからなのです。

父が勤めていた会社が、不況の煽りを受けて倒産した後、
再就職を見つけるのに一苦労していました。
先輩は内定がもらえないと言っている人がたくさんいました。
「決して他人事ではない」と感じた私は、
資格取得を決意しました。

行政書士試験は、誰でも自由に受験出来るものの、
合格率が平均5%で推移しているので、
ややもすると難易度の高い資格だと思われています。

何とか一年で合格してやろうという目論見もあって、
近所の書店で一通り書籍を揃え、勉強してみました。

いざ本番に挑んだものの、
完膚なきまでに打ちのめされ、
途中で退席してしまいました。

一年目を振り返り、このままじゃ何年経っても
合格出来ないと踏んだ私は、通信講座を受講することに。

今年合格出来なかったら諦めようという腹積もりで、
必死に勉強しました。

疑問点は質問して解消し、理解し記憶に定着させるまで、
基礎から徹底してやり直したのです。

その結果、合格ラインスレスレだったものの、
無事にパスする事が出来ました。

年々、行政書士試験は難易度が高くなっていると言われています。
ですが、幾ら難易度が高くなろうとも、
一定数の合格者が出ているという事実は否定出来ません。

インプットをしっかりと固め、
アウトプット(問題演習)を重ねていくと、
合格ラインを着実に超える事が出来るのではないか、
経験則上そう感じています。


行政書士のテキスト選びのコツ

行政書士の通信講座を提供している通信スクールは
たくさんありました。

最初はどこも同じように思えた通信講座ですが、
講座ごとにやはり違いはありました。

私が選んだのはとにかくカリキュラムがわかりやすいもの、
そしてサポート体制が整っているものです。

初心者でもわかりやすい解説付きのものを選びました。
自分のレベルに合わせた教材選びというのは、
非常に重要だと思います。

よく確認しておかないと、自分のレベル以上の
教材を手に取ってしまい、説明がわかりにくくて、
その説明を理解するのに何時間もかかってしまう、
ということが私もありました。

一度経験してからはもうありませんが、
皆さんはそんなことがないように気を付けてください。

そして私が選んだ通信講座では、電話サポートもあったんです。
普通ならメールサポートが主流なのですが、
電話でのサポートがあったおかげですぐに問題を解決し、
すっきりしてから次の課題へと取り掛かることができました。

後回しになっているとどうしても気になってしまいますし、
どこがわからなかったのかも忘れる可能性があります。

そういった事態を回避できる電話サポートがあったので、
とてもよかったです。
電話でのスタッフさんの対応もよかったですし、
何度も利用できるということだったので、
安心して活用させてもらいました。
ここは講座によって大きな違いがあるようですから、
注意したほうが良いでしょう。

行政書士に合格するだけでは満足できない、
と思っていた私は、通信講座を選ぶ際には就職のことまで
サポートしてくれる通信スクールが良いと思い、
比較していきました。

自分が求めているものを明確にすると、
自然と利用できる通信講座は絞られていきます。

私が選んだ講座は就職だけではなく、
独立開業にまで力を貸してくれるスクールでした。

カリキュラムはとても分かりやすく、
知識を身に着けるものだけではなく、
しっかりと演習問題で学んだことが身についているのかどうか、
というところまでチェックできるものでした。

演習をとくタイミングなどもアドバイスされていて、
どのように行政書士の勉強をすすめていけばよいのかわからず、
不安になっていた私を導いてくれたのです。

本当に助かりました。

計画を立てるのが苦手だ、という方は
勉強スケジュールを紹介してくれている通信講座を
選んでみるとよいかもしれません。

本当にその通りにやっていったら、
私は合格できました。

自分のペースでやりたいという方もいるかもしれませんが、
ペースが遅いと間に合いません。

参考程度にするだけでも良いので、
意識してみるとよいでしょう。

また行政書士の実際の試験形式でとける模擬試験などもあり、
自分がどの程度力があり、
何が足りていないのかを確認できましたので、
その後は足りていない部分を徹底的に勉強し、
試験に挑んでいったのです。

この模擬試験は大変良い刺激になりました。
きちんと時間を計ってやると、
本番のような緊張感がありました。