いらっしゃいませ!コンビニ研究家の田矢信二です!
今回は
「コンビニの雑誌ゴンドラ!2020年に売場から消える?新ゴンドラの進化は、果たして・・。」
コンビニの売場において
雑誌ゴンドラの必要性が、本当にいるのか、、。
どうかのレベルまで来ているような気がしてならない私です!!
〇すべての商品、売場には寿命があります。
商品、売場寿命のサイクルは
「新規導入期→成長期→成熟期→衰退期」
では
雑誌ゴンドラは、ズバリ!衰退期に入っています。
なぜなら、雑誌の売上は年々低下しているからです。
売上は仮説ベースですが
2000年がピークとした場合
コンビニ業界の店舗数/35,461/仮説平均日販 50万
仮説の雑誌ゴンドラ売上構成比を7%と設定した場合
1日の1店当たりの雑誌売上=35,000円 年間/約4,500億円 となります。
2016年は
店舗数 55,636/仮説平均日販 50万
仮説の雑誌ゴンドラ売上構成比を3%と設定した場合
1日の1店当たりの雑誌売上=15,000円 年間/約3,000億円 となります。
(店舗数は、出典:経済産業省の商業統計調査より)
もちろん、成人誌への規制もインバウンドに影響しそうですね。
では、それに変わる進化したゴンドラは、
現場で働いている人なら、すぐに”ピン”とくると思います!
ズバリ!「イートインの本格的進化」です!
コンビニビジネスは、客数ビジネスです。
1日1,000人規模の顧客が30坪マーケットでやってくる非常に優位性があります。
では、どのように15,000円分の雑誌の売上を獲得するかは
コンビニの生活消費者視点の「コンビニ・サード・プレイス化」です。
現段階では、1,000人の10%/100人が、100円商品を1個買うだけで
「ついで買いや追い買い(滞在時間が長い間に余計なものを買う)」
してくれれば、10,000円になります。
この食シーンにあったカウンター商品の品ぞろえ強化をすることで売上減は防げます。
コンビニ1日5食時代の予感さえしますね!
(コンビニ1日5食時代とは、朝・昼・夜+おやつ×2回)です。!
この非常に、近い未来予測は
各社、本格的に導入を進めているイートインを見れば明確で、成長期に突入しています!
2020年の東京オリンピックにやってくる訪日外国人には、余り日本の雑誌に興味があると思いません。
”イートインコーナー”を拡大して、”おもてなしコーナー”を増やした方が需要はあがると私は、思います。
家の近くの雑誌ゴンドラは、
最低でも半分ぐらいに縮小され、既存店にも拡大していくだろう。
過去を振り返れば、電子レンジが弁当類拡大により、進化していったようにコンビニにおいてイートイン進化は急務です!!
この進化ゾーンを理解して、しかけているチェーンはアリます!
だから、コンビニはおもしろい!
ご来店、ありがとうございました。また、起こし下さいませ。
【私のコンビニ本です!!】