時は遡り、4女入院の前日。

この日仕事を終えて園に迎えに行くと、解熱したと思っていた4女の体が熱く慌てて小児科へ受診。発熱してから通算5日。これはやばい。と思って小児科へ。ゴールデンウィーク明けだからなのか、診察終了の19時前でも診察室は人だかり。隔離部屋の空きもなく、『お部屋空き次第また電話連絡しますね。おそらく45分待ちです。』と初めて言われました。一旦家に帰宅し、子ども達にご飯を用意している時でした。そんな慌ただしい中、インターフォンが鳴りいつも通りお兄ちゃん達が帰宅してきたのでしょうか。インターフォンを解除した次女が『あっ!長男!!』なんてめずらしい声をあげていたので、どうしたのか聞いたら良かったのですが。。バタバタしていたので、玄関に上がってきた長男がいつものように遅刻した言い訳を話す口ぶりで『あのさ…』と台所に立っている私に話し始めたのです。「とりあえず先にお風呂行って!!」私の殺気立った態度にもめげず、まだ廊下で喋ろうとする長男。「何?!!」廊下を覗くと、救急隊の方がいらっしゃいました。この子らはまた人様にご迷惑をおかけしたんだなと思ったのと同時に、そこにいない次男の安否が気になりました。救急隊の方に次男の様子を聞くと、今すぐどうこうではないけれど頭を打っているので病院へと言う事で少しだけ安心しました。安心して、やはり頭なので今後急変する事もある為にやっぱり心配になるのでした。4女の受診に行きたかったので、救急車同乗は旦那にお願いしました。気が動転していたのか、サンダルのまま行く旦那に何も声をかけれませんでした。しばらくして、救急車のサイレンが遠のく音がしました。搬送先の病院が決まったのでしょうか。次男の乗る救急車なのでしょうか。ただただ何もない事を願うばかりです。この歳になってこんな経験をするなんて。去年に続き、まさかまさかの連続です。

4女の受診では、先生より『おそらく風邪でしょう。』との事でした。もう5日も熱下がってないのにほんまに??入院しなくていいの??と疑う気持ちと、先生の言葉に安堵する自分もおりました。次男の事もあるので。あと1日。先生の言葉を信じて待ってみよう。元気になる事を信じて。