Metisさんのブログを読んで、一人の魂の支えのような存在が
この世からいなくなることの大きさを思った。
メティママが、最後までMetisさんを見て、息を引き取られたっていうところ、
何年だって、生きていたかっただろうな、
ずっとMetisさんのことを見てたかっただろうな、
私はメティスをこれからも支えていかなければならないので、
癌と向き合って頑張ります。
という文面の通り。お母さまの痛いほどの気持ちが伝わってきた。
そして、だけれども前向きなMetisさんの思いが、
どうしようもないほど大きな出来事、お母さまの死をバックにしながらも
健やかで、ただただ、涙が出た。
母さん、って人にとってどんな存在?
生まれてすぐに天涯孤独になった人もいらっしゃるし、
シャネルだってみなしごだったそう。
「太陽よりもずっと大きな存在」母賛歌より
宮崎駿監督の『ポニョ』でも、宗助君(名前の由来は夏目漱石『門』から来ているらしい)
がトキさんの胸に飛びこむシーン、ご自分の姿を重ねてつくられたそうだ。
自分が「親」の立場にならないと分からないことがたくさんあるのだろうな。
こないだも大事な友達の結婚式で、バージンロードを花嫁の手を引いて
歩いておられたお父様の顔が、本当に何とも言えない、
今までの人生の重みを感じるような表情をしておられたのを思い出す。
だけど自分が親になれるのかどうか、不確かだし分からない。
天が決めることで、人ではないと思う。
だからこのことだけは、絶対に人が口出しすることじゃないと思う。
人が最期に還りたいものなのかな。
私は、自分の立場に置きかえて考えてみると、生きている限り、
メティママが、Metisさんを心から大切に慈しんでおられた気持ちに肖る思いで、
そばにいる人に接していけたらと思った。
泣こうなんて全然思っていないのに、どこからこの水は出てくるんだろう。
二人の姿に、人の生きる力とか、その強さを教えていただいたように思う。
Metisさんの気持ち、私には到底推し量ることは出来ないけれど、
お母さまの死を前に、
毅然としたMetisさんの姿に健やかな祈りの気持ちを感じた。
心から尊敬するアーティストです。