- ある調査によると、長生きする人の特長に、
- ・友達の数が多いこと
- がNo.1に挙げられたそうです。
- これが載ってた本が見つからないので見つかったら
- どんな調査か書き加えます。f(^_^;)
河合さんの知人の女性で、80歳くらいの夫が脳神経の病気のため、
痴呆状態の方がおられたそうです。
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何とか助けを借りつつ介助をしているが、どこまで認識があるのか、
言葉もほとんどないので分からない。
そのような夫の介護のときに、寝ているのを抱き起こしながら、
「しっかりせよと抱き起こし」
と昔によく歌っていた、「戦友」の歌詞を冗談半分で口ずさんだ。
「戦友」の歌はごご年輩の方なら知っている人が多いらしく、
「ここはお国を何百里 離れて遠き満州の」
で始まる歌で、戦死した友を葬うものだそうです。
友が銃弾に倒れたところで、「しっかりせよと抱き起こし・・」
と続くのだが、夫人は夫を介護しながら何気なく、その続きを歌っていた。
「折から起こる突貫に 友はようよう顔あげて お国のためだ構わずに
遅れてくれなと目に涙」
ここまできたとき、それまでまったく無表情だった夫の目に
滂沱(ぼうだ)として涙が溢れてきた。
夫人は思わず夫を抱きしめたが、夫の涙は烈しい嗚咽に変わり、
二人は抱き合ったままで嗚咽した。
二人の間に暖かい何かが伝わった。
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河合さんはこのお話を聞かれた時、体中がじーんと反応し、一言も
発せなかったのだそうです。
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日常の会話はわからず、何も理解できていない、
それこそ「宇宙人」とでも言いたい状態でも、心が通じるときがある。
こんなとき、私は心というよりはたましいと呼びたくなる。
心も体も超えて、人間の存在にいのちを与えているもの、
それを「たましい」と呼んでみてはどうだろう。
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どうしてか、こんなお話にふれた時、背筋が伸びるような、
なんだか得もいわれない気持ちになるのはどうしてなんでしょうか。
自分がちっぽけ過ぎて恥ずかしくなります。
普段、なんてくだらないことで悩んでるんだろう。
人生の先輩として、こんな方々がいてくださったことに感謝したいです。
友達を残して行かなければならない、といった状態。
どんなにつらいことでしょうか。
潜在意識に、友達への思いが残っておられたのでしょうか。
それは、本当につらいことだったんでしょうね・・。
もう日常会話も出来ないような状態でも、心に、たましいに刻み込まれた
ことだったのでしょうか。
自分がもし友達をおいて逃げなければいけない状態になったら・・。
想像するだけでも辛いです。
だけど戦時中はこんなことが日常だった。本当に繰り返してはいけません。
この夫の方を悲しませてしまったことが悲しいです。
20世紀はどんな世紀か、というと戦争の世紀でした。
しかし、戦争はもう半世紀以上前のもので、
ご経験された方はどんどん亡くなっておられます。
私が、戦争が本当に駄目だ、と思ったのは、大好きだった祖父
(海軍に所属し、実際に満州に行っていました。)が
悲しそうな顔をして戦争の話をしてくれたとき。
それから、とても尊敬していた学校の先生が戦争の話になった時、
本当に悲しそうだったとき。
先生は、軍人のお嬢様、として大切に育てられていたそうですが、
終戦を境に戦犯の娘、と世の中が180度変わったという経験を
お持ちでした。
今だって、戦争は実際に終わった訳ではないし、
まだ後遺症で苦しんでおられる方はいらっしゃいます。
それに世界のどこかで今も悲しい歴史が繰り返されています。
そんなことに対する無力感、フラストレーションが積もり、積もり。
な今日この頃なんですけど、
あるブロガーさんが記事に書いてくださっていた、
ユニセフ への募金。小さなことだけど、そこから始めたいです。
