seeda | 6th sense

seeda

僕の大好きなラッパーの一人、seeda。

初期の方はバイリンガル色が強くて聴き取りづらい部分もありますが、死ぬ程かっこいいです。
代表的な歌といえばご存じ、花と雨です。僕はこの歌ではじめてseedaを知りました。
これは亡くなったお姉さんへの追悼曲です。悲しい曲ですが、ポジティブな気持ちも伝わります。
彼岸花は9月(彼の姉の命日)の季語らしいです。深いですね。


そしてもうひとつseedaという名を轟かせた曲が、皆さんご存じのTERIYAKI BEEF。
今では古いネタで、一応和解もしていますがあまりにも衝撃的だったため改めて紹介します。
聴いたときほんとに衝撃的でした、パンチラインだらけのdis曲です(笑)
原因はTERIYAKIのシリアスジャパニーズという曲にseedaとOKIの曲、栽培マンが引用されて尚且つアウトローのほうで彼らを侮辱してるような内容ということでbeefが始まりました。
結果的にTERIYAKI側は曲でのアンサーはせずにvervalが代表で、vervalのpodcastで対談という形になりました。個人的にはやはり曲でアンサーしてほしかったんですけどね。
内容はvervalは日本でのdisには反対、無意味という意見、また日本のhiphopシーンはもっと広い視野を持っていかないといけない(ビジネス的にも)。seedaはシリアスジャパニーズについて、TERIYAKIはその立ち位置にいるのにもかかわらず果たしてhiphopとしてやる気があるのか。ということが中心的だったと思います。
確かに自分も日本でのdisはどうかなと思うんですが、やはり自分も好きなんですね。hiphopを聴いてる皆さんのほとんどが好きだと思います。恐れずに自分の意見を曲に乗せてくというスタンスがかっこいいんだと思います。dis文化がなくなるのはどうかと思うので、やはりこれは日本流に取り入れて発信していくのが策だと思います。でも中にはうすっぺらい内容の、とりあえずdisればいいと思ってるへたれラッパーもいるわけですが、まぁしょうがないでしょう、
どこにでも雑魚はいます。
あとは日本のhiphopシーンがもっと視野を広く持たなきゃいけないということですね。これは僕もまったく同意見です。これはseedaも同意見のはずです。いまの日本のhiphopシーンはアンダーグラウンドだけの視点でしか曲を出さないラッパーが多すぎると思います。もっと多くの人に日本のhiphopを根付かせるなら、KREVAみたいにもっと広い視野を持たないといけないと思います。ただそれなのになぜvervalは、Mステなどのメディアに出るにもかかわらず、TERIYAKIがあんなチャララッパー集団で尚且つメッセージ性のないラップしてるのか。これではseedaも納得いかないでしょう。

残念だったのはvervalがシリアスジャパニーズは確かに栽培マンを引用したのにもかかわらずseeda達に許可を出さなかったこと、それに対して一言も詫びずに言い訳がましい言い方をしたこと、そしてフリスタがひどい(笑)フリスタができないなら前もって先にフリスタができないと宣言するべきです!中にはフリスタができないとhiphopじゃないと決めつけるアホ共がいますが僕はそんなことはないと思います。元々hiphopはスタイルの確立されない音楽なはずなのに、こうでなきゃhiphopじゃねぇなんて言語道断です。hiphopは誰のものでもないです、だからもっと自由であっていいはずです。個人的にはフリスタできたら楽しいだろうしかっこいいからできたいと思いますね。
あとseedaはもっとちゃんと喋ってほしかった。打打こねてるのかと思った(笑)

まぁ一応和解したわけですが、個人的にTERIYAKIとAPEは嫌いです。でもRIPもvervalもwiseもNIGOも好きです。
だからもっとTERIYAKIには頑張ってほしいと思います!


あとは個人的seedaクラシックを紹介します!

撮影場所がdope。目の前の俺をよく見てくれ!天才などでもなんでもねぇ!


これはクラシックすぎますね。L-VOKALとのfeaturingはハズレがないです。L-VOKALも大好きなので紹介したいのですが、それは次の機会に(笑)


ご存じDr.Kとのfeaturing。KREVAも大好きなので書きたいのですが、これまた次の機会で(笑)



他にもたくさんあるんで紹介したいんすけど、めんどくさいんで自分で聴いて確かめてみて下さい。
あっ!ギネスとのbeefもあった!!…けどあれはseedaの圧勝だからいいか(笑)