今日はある出来事を経験して学んだことを、ひとつ話したいと思いまして…。
筆をとりました次第です。笑










何年か前、母校の部活のコーチをしていたことがある。

引退して何年か経ったあと、直接かぶっていない後輩に教えていた。




現役時代、専門に教えることのできる顧問の先生が亡くなり、部員自身で部活を組み立てないといけない状態になった。




それからOBの先輩が教えにきてくれるようになり、今度は自分が教える番だと意気込み、久しぶりに母校に行った。




体育館に入ると、そこにはオレの知らない部活の雰囲気があった。




挨拶はできない。


よろしくお願いしますが言えない。


ありがとうございますも言えない。


敬語もまともに使えない。




何よりも、一生懸命本気で練習に取り組む姿勢がない。




オレはそんな奴らにラケットを握らせたくなかった。




しばらく見ていたが、いてもたってもいられなくなり、怒鳴って叱った。




「スポーツをやる資格がない」と。




3~40人を相手に正直恐かった…


オレらが先輩から引き継いで必死に護ってきたもの…


時代のせいにして壊すわけにはいかない。




先輩がよく口癖のように言っていたこと。


「ここは遊び場じゃねぇんだよ、楽しくやりたいだけならどっかのサークルでやれ。」


その時初めて先輩の気持ちがわかったのかもしれない。




その日はラケットを持たせず、一日中ダッシュだけをひたすらやらせた。




ウザったい奴だなと思っただろうし、軽い気持ちだった奴は部活を辞めようと思っただろう。




その日ノックやゲームをしていたら少しでも上手くなった奴がいたのかもしれない。




オレのやったことは間違っていたかもしれない。




でもこの現状を、見て見ぬふりはできなかった。




次の週、また母校へ行く。


気が重かった。




またアイツ来たよと、白い目で見られると思っていた…




体育館の重いドアを開ける。






すると…、










「こんにちは!!!
よろしくお願いします!!!」






と、全員がでかい声で挨拶してきた。






素直に嬉しかった。




始まったなと思った。



オレはこの時学んだ。




伝えようとしなきゃ、
何も始まらない。


何かを始めたいのなら、
伝えなきゃならない。








何においてもきっとそうですよね?

嘆く前にすべきことを…
ってことですね!

本当、経験って財産です。