12月12日は、3番目の次女の誕生日です。
6月6日生まれの母から
12月12日生まれの娘が生まれて
口元のホクロも母と娘左右反対でお揃い。
この子は、わたしに何か大切なことを伝えるために生まれてきてくれたんだろうなぁと思っていたけれど、
よくよく考えると、生まれる前から重要なキーパーソンでした。
今の夫と知り合った時。
わたしは、移住と起業の準備中でした。
国の補助金の申請と、家の改装、引越しetc
さらに平日はみっちり某大手家具メーカーで縫製の仕事をしていたし、小学生の子供が2人と、家事とボランティアと………とにかく超超超多忙。
ただ、その頃のわたしのバイタリティはかなりすごくて、次から次へとミラクルが起きたり、周りのサポートにも頼って、楽しく充実感しかなかったのです。
不思議なもので、迷いが決意に変わり、
一歩一歩動き始めると、
おもしろいくらいにうまくいくんですね。
移住も、
引越しも、
起業準備も、
全部うまくいきはじめた時に出逢ったのが、
今の夫。
改装を手伝ってもらうことになり意気投合。
出逢いからすぐに交際に発展して
2ヶ月後には、次女を授かっていました。
親は反対しました。
周りからも無計画だと言われたりもしました。
でもわたしには、
どうしてもこの子は生まれてこなくちゃいけない気がした。
というか、宿った時にもう来たのがわかって涙が止まらなかったし、
必然だ！
と直感で感じたから
この子を堕胎しろという周りの声は聞きませんでした。
次女を妊娠中も、多忙な日々は続きました。
開業して、再婚も決まったタイミングでつわりがひどくなり、会社勤めは辞めました。
おかげで、仕事とボランティアに集中できて、ものすごく充実してました。
しかし、妊娠8ヶ月で切迫早産になり入院。
ボランティアでやっていた年に一度のイベント開催日の直前のことで、悔しくて悔しくて……
入院中は本当に心が荒れていました。
毎日お見舞いに来てくれる夫や、家族。
それにたくさんの友人たち。
面会時間中にひとりでいることがほとんどないくらい、みーんなの愛に包まれる日々だったことは間違いなかった。
でも、子供たちのことやボランティアのこと、仕事のこと、全部が気になって気になって、こんなところにいられない！！！っていう気持ちで、
イライライライライライラ…………
時には家族や友人に八つ当たりしてしまうことすらあって。
今思うと、心に余裕がまったくなかった。
全部自分がいなくちゃ！
自分がなんとかしなくちゃ！
って思っていたんですね。
全てにおいて自信がなかった。
そんなこんなも周りのみなさんの寛大さに支えてもらって
臨月を迎えると同時に退院。
切迫早産だったから、早く生まれるかなぁと思いきや…
全然生まれない笑笑
前駆陣痛は何回もあったし
夜中に助産院に駆け込む場面もあったのに生まれない。
そこで、助産師さんも気になるという事で、気功の先生に診てもらうことになりました。
助産師さんもわたしも、そういうのを基本的に信じないタイプではあるのだけども、
「身体は問題ないんだけどね〜。
頭になんかコブがあるのよ。
何か抱えてることがない？
それが終わらないと生まれないかもね〜。」
頭に抱えてること…
ズバリ
起業補助金の申請。
その頃、申請締め切り間近で、
生まれるか？生まれないか？と言いながらも、
ずっとパソコンと睨めっこをしていたのです泣
そこからは、もう切り替えて、生まれても生まれなくても、申請書類をとにかく揃えるモードに。
締切ギリギリのところで
書類が完成！！！
ポストにINした次の日に、
愛でたく次女は誕生しました！！！！
あんなに早産早産と言われていたのにね。
ちゃーんと38週で、2923gで誕生。
それはそれは安心しました。
この時のお産は、それまで夫に対してまだまだ気をつかっていたのが全開。
夫がいると陣痛が進まない笑笑
子どもたちや夫に立ち合ってもらいたかったのに
ガルルルルルル〜〜〜〜
ってなってしまってみんなを部屋から追い出すという笑笑
もう一度言います。
全てにおいて自信がなかった。
痛がって悶える姿を
みんなに見せたくなかった。
でもそれも、子どもが増えて成長するたびに、
どんどんどんどん崩されていって、
今は見せなくていいところまで見せちゃう♡笑
次女のおかげで、今の我が家があります。
次女が家族を結んでくれた。
本当に感謝の子です。
誕生日当日に前歯が抜けた笑
6人きょうだいの3番目。