ここは石より生まれし母なる世界ヴァナディール、クォン大陸の南に位置する都市、ガルカ族とヒューム族によって興されたこの鉱山都市は何時の頃からかバストゥーク共和国と呼ばれた。
黎明期は鉱山都市として大いに栄えたが現在では鉱山のみならずシド工房長を中心とした技術集団により機械産業も国を発展させる原動力の一翼をになっていた。そしてその技術力はジュノ大公国を中心とした飛空挺ネットワークを構築させる程だという。
光あるところ闇有り、この世界どんな所にも夜は来る、眠らない街と言われるバストゥークにも例外は無く、皆静かに眠りにつこうとしていた。
バストゥークの片隅にひっそりと建つ一軒家ではベッドに入った子供が今にも立ち上がらんと「おばあちゃん、まだ?」などと言いながら睡眠とは程遠い状態である。
何度も、本棚の中から目当ての本を探す老婆の手元を見ながらため息をついている。
「おかしいねえ、此処に有ったと思ったのに・・・ああ、ここに有ったねえ」
途端に子供の目が生き生きと輝き、早く読んでくれとせがむ。
「この人はねえ英雄なんかじゃない、誰よりも強いと言うわけじゃなかった、でも誰よりも仲間との絆を信じ、人間達の未来を信じて戦った、一人の冒険者の物語なのさ。」
そして老婆は孫の頭を優しくなでると静かに語るように読み始めた・・・
FFXI日記(1) 旅立ち
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FFXI日記(2) 決意
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FFXI日記(3) 敵襲
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FFXI日記(4) 呪われたサレコウベ
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