菅野投手が年間32登板を目指しているという考え方に賛成です。
私は以前から先発投手の中5日論者。昔より環境や身体のケアは向上しているのに中6日は休み過ぎ。勝てる投手の登板数が増えることはチームの勝利数を上げる事に繋がり優勝にも近づく。完投の1勝も途中降板の1勝もチームにとっては同じ1勝。単純に143試合を5で割ると28.6。中5日で28試合の先発。32登板を実現するには中4日も辞さないと無理。なので先発投手は投球数を決めて、完投するならばその範囲内でやる。1週間に1度しか仕事をしない先発投手に貴重な登録枠を使う事は効率的ではない。ならば中継ぎを厚くするべき。今年から登録人数も一人増えたのだから尚更です。形ばかりメジャーに倣って、精神的な部分は日本的なんて矛盾してます。先発完投型に与えられる沢村賞が良い例。既に時代錯誤。大体沢村賞とホールド賞が混在することも矛盾しているのです。沢村賞もそろそろ形を変えてメジャーのサイヤング賞のように先発中継ぎ関係なく、その年一番の投手を評価する賞にすれば良い。
先発投手の完投数より勝利数を増やすことが優勝に向けての近道であって、延いては投手の選手生命も長くなる事に繋がると私は考えます。

もし菅野が32登板を果たしたとして。その半分で16勝、約6割の勝率で19勝します。優勝するためには勝てる投手を短い間隔で投げさせることが優勝への近道。数字で示せば良くわかることです。