子どものスポーツの試合を見に行くと、大抵の親御さんは我が子の可愛さゆえに子どもよりも興奮して応援しています。
私の子どもはバトミントンをしているので、試合会場は体育館。
普段から、体育館や図書館など人が集まるところに行くと見えないモノ達の気配を感じていましたので、特に試合ともあれば親御さんたちの想いの念は強いものを感じます。
ある試合の休憩中の出来事です。
一人の母親が自分の子どもに「あんな打ち方でどうする!」「だから負けるんだ!」など、他の人が見ていようがお構いなしに子どもを怒っている姿を見掛けました。
その母親の想いの念が集まって念体となり、その念体が子どもに直撃したのです!
その子は次の試合が控えていたのですが、体調を悪くして途中退場してしまいました。
親の言葉が呪縛となり、子どもの身体に影響を及ぼしたのです。
確かに親は子どもに教えないといけない事はあります。
ですが、叱ると怒るの違いがあるように感情的に怒鳴っても子どもは不信感を抱くようになり、また、恐ろしい表情で声を荒らげる親の姿に恐怖を感じて大きなショックを与えてるのです。
これは見えないモノ達によって生み出されるものもあれば、その母親もまた子ども時代に同じような経験をしてきたのではないでしょうか。
小さい頃からの生活環境は潜在意識に植え付けられます。たとえ「私はそんな親にはならない」と思っていても、同じように繰り返している家庭は多いようです。
また、怒った後に体が重く感じたり、頭が痛くなったりした経験はないでしょうか。
少なくとも私はありました。
自分の感情のはけ口を子どもだけではなく、大人になっても相手に求め、その代償で自分の身体に悪影響をもたらしている。
原因のひとつは、自らが作りだしているモノだということに気付いていただければと思います。
地見