素人モデルを使っていたころから毎回のように参加して支援してくれる方がいます。

 ずっと名古屋限定で開催していたのですが、この方はかなり遠くから参加してくれています。

 一度モデルが急で一方的なキャンセルをしたため中止の連絡すら出来ずに無駄足を踏ませてしまったこともあるのですが、それでも可能なかぎり参加してくれるので非常に有難い存在です。

 

 この方の地元の豊橋~浜松でも複数の撮影会が活動しているのですが、プロのモデルをキャスティング出来る撮影会は限られていて、また主催者がスタッフ専業で参加者の撮影をサポートする形式の撮影会は皆無みたいです。

 名古屋では逆に、こうした撮影会は沢山の業者が運営して供給過剰気味ですらあり、素人のモデルしか使えない撮影会では採算など取りようがなさそうに思えます。

 在来線の特急・快速で1時間ほどの距離をどうとらえるか個人次第なんですが、撮影会事情は随分と異なっています。

 豊橋の中心部に出るのでさえ既に1時間近くかかるとか、移動手段がクルマしかないので相当に時間に余裕を持って出ないといけないとか、現状には満足出来ないが撮影会で名古屋までは行きにくい!という人も多いみたいです。

 そこで日頃の感謝の意味も込めてますが、「普段うちの撮影会でやっている内容を、ほぼそのまま持って行ったら喜んでもらえるんじゃないか?」などと思って開催することにしました。

 出演モデルは西条愛美さん(Allure所属)、とっても撮り甲斐があるモデルをお願いしました。

 

 参加してくれそうなカメラマンを探すのは私自身が撮影会に参加して声を掛けるのが手っとり早いのですが、普段名古屋の撮影会に参加している身としては態々余分な交通費と時間をかけてまで参加したいようなところは・・・なさそうですね。

 あまり現地に足を運ぶ時間もなかったですし、声を掛けてもらうのは殆どあの方に丸投げ状態でした。

 なのにモデルのブッキング完了から開催まで2週間もない中を強行しました。

 当然ですが興味はあれど既に予定が入っているという人が殆どなわけですし、誰かれ構わずに声を掛けても良いって訳でもなく、現地の新規参加者を取り込むには不十分な結果になりました。

 そんな中を常連さんたちの厚い支援でプロのモデル専門にリニューアル後としては初めて採算が取れました。

 まぁ、実際に動いたお金の収支が合っただけであって、労働の対価だとか参加者が少ない場合のリスクを被るということまで含めれば相変わらずマイナスでしかないですが。

 

 午前中は駅前からストリートの個人撮影、午後は広い公園で時間たっぷりのグループ撮影、オプションでミニ個撮。

 グループ撮影では参加者のお友達がカッコいいバイクで来ていたのでお借りして、さながら青空モーターショーのような撮影したりと盛りだくさんの内容でした。

 初参加の地元カメラマンは人当たりの良い方でとても喜んでくれましたし、モデルさんも楽しかったので是非また出演したいと言ってくれているので開催して良かったです。

 もう少し告知が出来る人が増えてくれば定例開催を考えてもいいかもしれません。