十角館の殺人
綾辻行人
十角形の奇妙な館が建つ孤島・角島を大学ミステリ研の7人が訪れた。館を建てた建築家・中村青司は、半年前に炎上した青屋敷で焼死したという。やがて学生たちを襲う連続殺人。
これは期待しすぎてて・・・
ハードル上げすぎてて・・・
叙述ミステリってわかってたのに、見破ることが出来なかった!!
島と本土の交互に話が進んでいって見事に引っかかりましたね。
「ヴァン・ダインです」の一言で普通、うわあああ!そうだったのか!ってなるんだよね???
でも、そうならなかった私。なぜ?
S.S.ヴァン・ダインとヴァン・ダインは別人だと思ってしまった・・・
あーーー、馬鹿だね私。
本当に馬鹿だよ。
それと殺人の過程がはっきりとわかってなかったから、ヴァンが犯人!って言われてもいまいちピンとこない・・・
は~~~~~自分理解力なさすぎかよ。
でも中村青司生存説はまあ、ミスリードだろうなってのは察しがついてたけど・・・
というより、やっぱり十角館は叙述だってことを知ってたが故でだよね・・・。
なんの前知識もなく読みたかった!!!もうただそれだけ(/ _ ; )
ヴァンが犯人だったわけだけど、カーがコーヒー飲んだ時に散々どうやって毒入れたか考えてたのからすると、ポーのタバコもらってすり替えるのは見落とされてたわけで…
甘くない?!