久しぶりに文庫本を読んだ。それも私には似つかわしくない、とびっきり甘くて切ない恋愛小説(捉え方は人それぞれ!?)。七月隆文さんの『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』。駅前の書店で、ふっと目に留まって。まぁ、帯のうたい文句に釣られたってのも理由の一つかも(笑)。





20150310




なんだか最近疲れちゃってね。ホントは市川拓司さんの本を読んで、あの世界観に一時でもよいので救われたい、な~んて思ってたんだ。で、この小説で私が救われたのか? に関しては「よく分からん」が本音なところ。『そのときは彼によろしく』なんかは、涙がこぼれたんだけど、『ぼくは明日、(以下長いから省略)』はうるっとも来なかったんだよね。きっと設定が複雑であるにも関わらず、説明が薄くて、頭で考えちゃった(理系脳の悪いところ?)のが原因なのかもしれない。

でもこの世界観というか、1シーン1シーンで流れていく緩やかで、穏やかな時間は、好きなんだよな~。そういう意味でも不思議な小説だと自分の中では、まだふわふわしてる感じです。あとは、舞台が京都ってのもポイント高し。少し前から京都に行きたくて行きたくて(ちょっと車が盛大に雨漏りしはじめて(日産許さん!!!)、旅行費用を修理費に回すから行けなくなっちゃったんだけど...)。次京都へ行くことがあったら、この小説の舞台になった場所に1つくらい寄っていけたらいいな。

っと、とりとめがなくなってきたので、これくらいで。もしこの作品お読みになったら、感想など、コメントにいただけると嬉しいですm(_ _)m