「オレはスターになるよ。
簡単だよ。
ボディビルの時も
オレはチャンピオンになろうと決めて、
イメージしてチャンピオンになったんだ。
やり方は同じさ。
今はドル箱スターを目指して毎日努力してるんだ。
毎日イメージしてるから、
オレはスターになるんだよ。」
(アーノルド・シュワルツェネッガー)
成功してからなら何とでも言えるが、
これは彼が3本の主演作がヒットせずに、
「筋肉だけの三流俳優」と見られていた頃のコメントである。
(恐らく1978年ごろ)
インタビューをした新聞記者はこのコメントに吹き出し、
「そりゃ無理だよ」と言ったらしい。
まぁ当然の反応だわな。
しかし1982年、「コナン・ザ・グレート」がヒット作となり、
それからの俳優としての輝かしい成功は、
儂がわざわざ書かんでもご存知のことであろう。
この新聞記者は、驚いて再びインタビューを申し込んだ。
何しろ自分が笑い飛ばした「売れない俳優」が、
インタビューからわずか4年でトップスターになってしまったからである。
デビュー当初はオーストリア訛りが強すぎて
(今も完全に直っておらずよくネタにされる)、アフレコまでされた
シュワルツェネッガー。
彼は笑って記者に答えたそうである。
「言っていた通りだろ?」
そしてカリフォルニア州知事になるまで彼の出演料は上昇し続け、
最終的に映画1本3千万ドル(1ドル=100円としても30億円)にまで
跳ね上がったのである。
実はこの話には後日談がある。
この記者はこれをきっかけに、
かねてからやってみたいと思っていた自己啓発ビジネスに
取り組むようになり、今ではアメリカで大成功を収め、
日本でもその著書が紹介されている。
記者の名前はスティーブ・チャンドラー。
彼の著書に、こういうタイトルのものがある。
「なりたかった自分になるのに遅すぎることはない」
何とも含蓄のあるタイトルではないか。
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