数日前の朝、ラブラドールレトリーバーへの飼い主の虐待のニュースをテレビで見ました。
怒りを通り越してただただ悲しかった
心も体もたくさん痛い目にあっただろうに、それでも飼い主の方を真っ直ぐ見つめる姿に、同じ人間として心の中でゴメンネゴメンネ…と謝る事しか出来ないもどかしさと悔しさ
どうしてそんな事が出来るのだろうと時間差でジワジワ湧いて来る怒り💢

叱ると怒るは違う‼️
愛情と甘やかしも違う‼️
そして
躾と憂さ晴らしはもっと違う‼️

動物と一緒に暮らしてる一人としてこの3つ↑↑↑は似て非なるもの、全然違う‼️と声を大にして言いたい。

ペットシッターの仕事をしてる中で、どんなに噛まれようと、どんなに言う事を聞かなくても、あんな事などとても出来ない…というかしようと思った事がないのでとても悲しい衝撃的な光景でした。

特にワンちゃんはお散歩で一緒に外出する分、どうしても躾は大切な部分でもあります。
ワンちゃんにとって飼い主様が一番大好きで一番のリーダーなので、お世話をさせていただいている私はその子にとって相棒であれば良いなっていうスタンスで接しています。
相棒同士でも最低限の意思の疎通は必要なので、時に「ダメ」「危ない」と言う事ももちろんあります。

食糞の気がある子には放置ウンチをワンちゃんより早く見つけて近付けさせないとか、拾い食いの気がある子は「ここは急いでさぁ行こう‼︎」とゴミステーションを早歩きで通り過ぎるとか、知らない人を怖がる子には「怖がりさんだからゴメンネ」と近付いて来て手を出そうとする人に謝りながら素早くすれ違うとか、未然に防げるものは防ぐ事に越したことはないので。

それでも地面の色と同化していて私の発見が遅くなり「それダメッ‼︎」と言う事もあります。
放置されてるウンチ=その程度の飼い主さんの元で暮らしてるワンちゃんのウンチなのでどんな病気を持ってるかわからない物をお世話させていただいているワンちゃんの口になどさせたくない一心で。
宇都宮でも毒エサが撒かれていたというニュースを知り、最近は殊更に拾い食いに目を光らせる日々です。

私が思うよりワンちゃんはずっと賢くて「ダメ」や「危ない」に私のどれだけの思いが込められているかを物凄く良く理解していて聞いてくれます。
だから私からすると「聞いてくれてありがとう」って感謝しかありません。

猫バカ親バカな我が家でも守らなければいけない鉄則が1つだけあります。
弱い者イジメをしない
1対1でやってる分には「好きなだけおやりなさい」と放置ですが1ニャンを数ニャンがかりで追いつめたりチョッカイを出したところを目にした時には、私も普段ニャンコには大甘な夫も即烈火の如く叱ります。
叱った後は『本当は叱りたくないんだよ、でも卑怯な事は見逃す事も出来ないんだよ…』と心がチクリとするんです

ちょっと真面目で暗いブログ内容だったので、今日のライチ
凄く気持ち良さそうに寝ていたのでパチリ