イナンナこの「天の火」は、触れた者に力を与える聖なる石……けれど私が真に心を許したもの以外は、この石に触れれば肉を焼かれる。そうよ、例え私を閉じ込めても、あなたたちにこの力を扱うことはできない……!後に人々は語る。男のこぼした血の一滴が、寄り添う女が持つ「天の火」を伝って大地へ落ちた。するとたちまち荒れた大地に緑が芽生え、あたり一面は美しい森になり、その地に暮らす人々は、二人の力で永遠に大地の恵みを賜ることができるようになった……と。