親知らずを抜きました。
ここ最近ずっと右上の生えかけ親知らずが内頬に刺さっていて、ご飯を食べるのも喋るのも辛い状況だったのです。
抜歯を宣告されて5日、ついに今日、運命の抜歯決行日。
はるか昔、乳歯を抜歯して以来だったので私の不安と緊張は限界に達していました。
心の準備を万全にした状態で、いざ運命の抜歯に挑む…!
はずだったのですが、起床した時間は予約時間丁度。
………。
数秒の沈黙の後、約2分で家を出ました。
幸い家から徒歩5分ほどの歯医者さんだったため、凍った雪道に足をとられつつ数分の遅刻で到着。
心の準備をする間もなく診療台へ。
私「い、痛くないですよね…?」
おじいちゃん先生「あはは、麻酔するので大丈夫ですよ。」
容赦無く麻酔をぶっ刺す先生。
そしていざ本番の抜歯。
緊張と不安とともに、違和感を覚える私。
(せ、先生、歯間違えてる…?)
(それ親知らずじゃなくないか…?一個手前の普通の奥歯じゃないか…?)
しかし、口を動かすことのできない状態のため、訴えることのできない私。
(さようなら、私の奥歯ちゃん…)
しかも、なかなか抜けない。
麻酔のおかげで痛みこそないものの、歯を間違えられている上に、時間がかかって私の不安はMAXに達していました。
つり橋効果でおじいちゃん先生と恋に落ちる一歩手前で、ついに歯が抜き取られました。
すぐさま舌で抜かれた箇所を確認する私。
お、親知らずだぁ~!!!!!
奥歯ちゃんは無事だったのです!!
麻酔により右口内の感覚がよくわからなくなっていたので、私が勘違いしていただけでした。
先生、疑ってごめんね。
私なんかよりも、ずっと私の歯のことを理解してくれてたんだよね。
またおじいちゃん先生に恋をするところでした。
そんなこんなで、私の親知らずとの闘いは幕を閉じました。
(私何もしてないけど)
ちゃんちゃんっ。
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