三が日謎2(らまぬじゃん・すんごい謎) | 放浪カモメはどこまでも

放浪カモメはどこまでも

暇人の暇人による暇人のための暇ブログ!!

 

らまぬじゃんさんのWeb謎

三が日謎2についての感想を。。

 

価格 無料!!

所要時間 20~30時間以上

 

 

2018年1月1日

 

毎年SCRAPのめっっっちゃ難しい100万謎が

公開されていたが、その年はTMCが忙しく、

三が日に開催されなかったのですが・・・

 

他団体、個人、グループが

色々な謎を作った結果、

例年以上のボリュームがありました。

 

その中でも100万謎に近かったのが、

(というか難易度はそれ以上・・・)

この3が日謎でした。

 

よく1人で、こんなとんでもないものを

作ると震えたのも懐かしい話。

 

それが2019年も行われるそうで、

恐怖と喜びが混じったおかしな感情に

なったものです\(^o^)/

 

しかし1月1日から構えていたのですが

延期されたみたいで、

しかししかし、プレ公開された3問目が

なんか凄いボリュームでこれはヤバイなと。

 

そして満を辞して公開・・・

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・

 

なんじゃ、こりゃ・・・。。

 

難しいかどうか以前によくわからん。

スカウターぶっ壊れるやつ。。

 

間違いなく難しいんだろうが、

難易度が測れない…

 

そんな未知との遭遇にもめげず

ちょくちょく進めていく。。

 

どんどん進めていくうちに思う。

先の見えない道なき道を行く

この感覚。。。

 

しんどい、つらみ…なんだこの苦行は!!

あれだけ苦しくて、頑張ってきた

100万謎が可愛くみえる。

 

なんかね、話を脱線してしまうけれど、

めちゃくちゃ難しい謎を解くのって

きっつい登山と似ていると思うんです。

 

登山家って冷静に考えたら、

なんだかよくわからない事を

頑張ってしてるじゃないですか。

トレーニングをして、しんどい思いをして

「山を登る」って・・・何?

 

なにか貰えるわけでもないのに、

なんでそんな苦行をするのか。

 

「そこに山があるから」

 

それは度重なる苦労の末、

最後に頂上に到達した人しか

わからない感情なんでしょうか。

 

めっちゃ難しい謎も同じと思います。


普通の人から見れば、

何ももらえないのに、しんどいのに

なんで休みを使ってまで

謎を解いているのだろうかと…


しかし登山同様、

苦労の末最後まで解ききった人しか

わからない感情というものがあります。

 

その景色に魅せられた馬鹿者が、

その景色に価値があると思う痴れ者が、

少なからずいるのです。


続けて登山に例えて、言ってしまえば

一般的に難しいと言われているのが

SCRAPの100万謎ですが、

これは富士山みたいなものと思います。

 

開催規模、マンパワー、

回答者数、などなど

日本一にふさわしい謎と思います。

 

そして……

この3が日謎はといいますと、

剱岳や北岳といった富士山よりも

知名度は落ちるものの、それ以上に

登頂難易度が高いものの様なイメージです。

 

らまぬじゃん、ならぬ、らまぬざんです!

 

100万謎は難易度はかなり高いものの

挑戦者も多く、ヒントも拾え

頑張ったらなんとか解ける様に

作られているため、なんとかなります。

 

実際の富士山登頂はしんどいですが、

登山者数や多くの山小屋の存在、

5合目まで連れてってくれるバス、

ある程度補整された山道があり、

ガチ勢じゃなくてもいけます。

100万謎もそんな感じかなと。。

 

対してこの、霊峰らまぬ山は

山道は急なことはもちろん、

頂上も高過ぎて霧がかって見えないし

五里霧中で、集中力を切らさずに

ひたすら登り続けなければならないのです。

 

最初の小謎7問がとんでもなく重く、

それだけで100万謎を解いた感覚に

なりますが、、、、、

なんとそれはプロローグに過ぎません。

 

そこから木々が生い茂る、らまぬ山に

入ることになるのです。

 

そして、途中霧が晴れたと思えば、

とんでもない岩壁が現れます。

 

その岩壁は登るコースも手探り、

小さなミスも許されなく、

進む方向もあっているのかわからない。

 

・・・、こんなの発狂するわ!!

正直、諦めて下山したくなる。

でも、降りるわけにはいかない。

この謎を解ききるまでは…

 

謎と戦うというより、

もはや自分との戦いという感じ。

 

趣味の域を越えた、執念の様な何かで、

ひーひー登り続けます。

 

ようやく岩壁を登り切った後に

それまでの道のりが崖下に見えた。

 

なんて美しい軌跡だろう、と感動した。

 

しかし、感心してるものの、

まだまだ頂上は先にそびえ立つ。

道は険しく、立ち止まり、迷いながら

少しづつ進めていく。

 

そして、、

 

おそらく最後のステージに辿り着き、

その指示を理解したとき、

一緒に解いていた友達と笑った。

 

何故これを作れるのか。

何故これを作ろうとしたのか。

何故ここまで出来るのか。

何故1人でこれを成立出来るのか。

 

何故何故何故何故何故何故。

何故何故何故何故何故何故。。

 

凄すぎて脳がオーバーフローして

大爆笑ですww

 

その後も驚くギミックを経て

自分たちの中での、最後の答えを

提出して終了しました。

 

もし、この先があったとしても

十二分に堪能したので悔いはないです。

 

本当に難しくて、苦しくて、

凄くて、面白くて、感動して、

最高の時間でした。

 

途中で諦めずに

最後までやってよかったです。

 

これだから謎解きはやめられない。

 

珍獣を見る目で引きながら

「何も貰えず、何の為に難しい謎を解くの」

と聞かれたら、

 

「そこに謎があるからです。」

 

と胸を張って応えていける。

そう思えるくらい素晴らしかった。

 

謎解きやってきて良かった。

 

安易に他人に進められないレベルの謎ですが

苦労以上の価値がありますので、

興味のある人は頑張って欲しいですね。。

 

最後にこのような凄い謎を

無償で提供してくれて感謝です。

想像を絶する製作難易度とえぐいデバッグ

だったと思います。

 

いつになるかはわかりませんが、

次回作もめちゃくちゃ期待して待っています。