なんだか、最近、
マイナス寄りなこと
書くの多いし、
普通なこと書こうと思う。
というか、映画紹介。。
私は映画を
まぁまぁ見るわけですが、
どういう映画が好きかというと
「ハッピーエンド」
これに尽きるわけです。
また、平々凡々で順風満帆な
話でなく、
苦難に満ち満ちた中、
勝ち得た幸せな物語を
見るのが好きなんです。
もはや、手垢まみれの言葉だが、
「カタルシス」
芸術作品に対して、
よく使われる言葉ですが、
抑圧からの解放による、
精神の浄化を意味しています。
簡単なイメージで言えば、
長いトンネルを掘り進んでて、
挫けそうになりそうながらも、
掘って掘って堀り続けて、
最後の力を振り絞り、
土壁につるはしをさした時、
壁が崩れ落ち、太陽の光が
射し込んだ瞬間の感動。
そんなイメージですね。
今回は映画について、
紹介したいので、
いつか別の機会に
詳しく紹介したいと
思いますが、
漫画でいえば、
「火の鳥」の
「黎明編」や「鳳凰編」の
ラストがカタルシスを
感じる作品だと思います。
音楽でいえば、
THE BACK HORNのアルバム
「アサイラム」や、
鬼束ちひろのアルバム
「this armor」などが、
感動すると思います。
さて、、、
説明、講釈
が長くなりましたが、
映画のお話。
上に書いたような感動を
味わいたい人に、
是非、薦めたい映画。
「デジャヴ」
そして
「ダークシティ」
ジャンルとしては
両映画とも、
SF、アクション、
そしてラブストーリーを含んだ
サスペンスみたいな感じです。
あらすじをそれぞれ説明すると、、、
「デジャヴ」
大勢の犠牲者を伴うフェリー爆発事故が
起こり、それについて爆発物、捜査のプロの
主人公ダグ・カーリン(デンゼル・ワシントン)が
調査をすることになる。
調査を続けるにあたって不可解なことがおこる。
それはフェリー事故の犠牲者の女性の家に
ダグの指紋やメッセージが残されていた。
全く身に覚えのないダグは混乱するが、
捜査を続けていく過程において、
政府の秘密組織から捜査協力を依頼される。
その捜査はフェリー事故についてだが、
特殊な衛生システムを用いた捜査方法をとっていた。
そのシステムは
現在から、ちょうど4日と6時間前の世界を
映像として、
どの場所でもどの角度でも
見ることができるというものだった。
フェリー爆発事故の犯人を探すために
ダグは衛生システムを利用し、
事件の真相を探っていくことになる。
しかし、より不可解なことが起こる。
ダグがシステムの映像にそれとなく
レーザーポインターをあてたところ
光が4日と6時間前の世界に反映され、
監視していた4日と6時間前の女性が驚く
という事態が起こった。
果たして、フェリー事故の犯人を突き止められるのか。
何故、身に覚えのないダグの指紋が
被害者宅に残されていたのか。
衛生システムは本当にただ過去の映像を見るだけなのか。
すべての謎がラストに向かうにつれ
怒涛の展開で明かされていき、
最高のハッピーエンドで終わる。
そんな、最高のエンタメ映画です。
「ダークシティ」
主人公マードックが目を覚ますと
そこはバスタブの中だった。
そこまでの記憶がなく、
あたりを探ると、そこには
若い女性の死体があった。
次第に、マードックは全く記憶にないが、
連続殺人として手配されていることが
わかった。
覚えているのは、唯一、
光あふれる海辺の家「シェルビーチ」
その家で遊ぶ自分だっら。
警察の追求から逃げ続けていると、
時間は過ぎていき、
12時にかかろうとしていた。
そして、時計が12時になったとき、
乗り物が、人が、街が、静止した。
動いているのは見渡す限り
マードックただ一人。
しかし、静止した街の中で蠢くものがいた。
血の通わない青い顔の人間達。
謎の集団にも追われる主人公。
逃げ続けていくとある事に気がつく。
この街には光はなく、夜しかない。
謎の集団、警察から逃げながらも
マードックは自分の記憶にある
光り輝くシェルビーチを目指す。
何故、人や街が静止するのか。
シェルビーチにたどり着けるのか。
謎の集団の正体とはなんなのか。
この街に朝は来ないのか。
次々と明かされる真実と
爽快感溢れる、ラストシーン。
一昔前のCGを使い、多少古い感じがしますが、
ストーリーは色褪せることはありません。
B級映画ですが、オススメです。
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良いハッピーエンドの映画なので、
時間があるときにぜひぜひ。。