少し長い文章になりますが拡散・署名ご協力お願いします。


私たちは、東京都武蔵野市にある私立武蔵野東学園の保護者有志です。武蔵野東学園は、60年前から創設者北原キヨ先生の下、自閉症児と健常児が共に学ぶ混合教育を実施してきました。熱意ある教員の指導と学園を愛する保護者の強い絆によって、自由な校風が保たれ、障がいの有無にかかわりなく全ての子どもにとってかけがえのない教育の場となってきました。

しかし今、平和で静かな子どもたちの学びの場が、奪われようとしています。

ハズキルーペ会長の松村謙三氏が、本年3月27日に学園理事長に就任することが内定したことがその発端です。松村氏が副理事長になって以降、暴行や多様性理解を欠いた発言等様々な事件が起きています。『週刊文春』で報じられたとおり、今年1月には高等専修学校で、意に沿わない発言をした生徒に対し「文句があるなら学校を辞めればいい」などと発言し、また退学勧告を出すと脅して謝罪文の提出を要求するという暴挙にも出ました。


教育現場に相応しいとは思えない松村氏の言動は、学内のみならず地域の皆様にも向けられております。2023年12月12日の中学校の保護者説明会において、松村氏は、長年禁止されていた車での送迎を許可するにあたり、知り合いである警察庁関係者に電話をして「住民対策」をすると述べたうえで、「周辺の住人に関しては、学校が過剰に反応している。それに振り回されすぎ」「苦情を言う方がキチガイだ」などと極めて不適切な発言を繰り返しました。こうした態度にわたしたちは断固反対です。

いま、子どもたちの居場所を懸命に守って下さっているのは、現場の先生たちです。しかし、その先生たちにしても松村氏の意に沿わない人たちは、既に何人も不当な手続きによって解雇されています。また、昨年11月末時点で11人いた学園理事の数は、現在5名にまで減らされました。保護者や在校生の全くあずかり知らないところで、学園の統治体制が根本から覆されようとしています。

武蔵野東学園は、自閉症児に対する「友愛の心」、および健常児と自閉症児の「混合教育」を教育理念の根幹としてきました。ですが松村氏の言動は、本来守らなければならない学園の生徒の健全な育成や自由な発想等を阻害し、価値観の多様性を否定し、学園の理念と相容れないものです。

私たちは、このような人物が武蔵野東学園の理事長に就任することに強く反対します。私たちの学校は、子供たちが安心して成長できる場所であるべきです。そのためにも、松村謙三氏の理事長就任反対および理事退任を求めて広く市民の皆様に向けた署名活動を開始します。併せて今後、松村氏の家族・親族・関係者が理事会、評議会、アドバイザリーボードなど、学園の経営に一切関与することがないように求めます。

どうかあなたも、一緒に声を上げてください。この署名活動にご参加頂けると幸いです。

署名は、3月21日頃を目安に締め切らせていただきます。ご質問、ご不明な点は、どうぞお気軽に下記までお問い合わせください。また、Xのアカウント@higashiwomamoruで、随時情報を発信しております。

メールアドレス musashinohigashimamoru@gmail.com 

ご協力のほどをよろしくお願い申し上げます。

署名のQRコードです。