令和6年大相撲春場所も本日を持って終了しました。未だ大銀杏を結えないちょん髷かつ幕尻で24歳の若武者・尊富士が110年ぶりの新入幕幕内最高優勝する快挙を成し遂げ、更には三賞も総ナメする形で場所を締めくくりました。

 次点では入幕2場所目で未だザンバラ髪の大の里も11勝4敗という成績ではありましたが、千秋楽迄逆転優勝の可能性を残し、本場所を大いに盛り上げてくれました。その功績もあってか、敢闘賞&技能賞のW受賞となりました。もし優勝していれば、逆に大の里が三賞総ナメする可能性もありましたが、そこは流石に残念ではありましたね。

 不甲斐ない上位陣。連覇を狙っていたテルは7日目から途中休場。大関陣の中では最も好成績だった豊昇龍も自爆テロしてしまい、14日目に優勝争いから陥落。新大関の琴ノ若は10勝5敗とまずまずの成績ではあったが…13日目で既に優勝争いから陥落しているからね。貴景勝は何とか勝ち越してカド番脱出するのが精一杯って所かな〜14日目からは休場してもうたし。霧島は5勝止まりで論外やな〜。今場所限りで定年迎える陸奥親方に一矢報いる事が出来ずに終えた感じですね。来場所彼はカド番となります。関脇ダイエー翔も負け越して不振に終わり、元春も勝ち越しはしましたが、大関取りの足固めする成績は残念ながら残せず仕舞いであった。小結A🔥がそこそこ検討して9勝挙げておりましたが、盛岡の🌟は成績だけならもう散々よ。

 他は力士の振り返りは…もういいでしょう。次は来場所の予想番付ですね。え~と、番付け発表日が4月30日の火曜日。前日が祝日の影響か、通常よりも発表が1日遅れていますな。初日は5月12日で、まぁ~定番の第2日曜日からですね。荒れ過ぎた春場所の成績を踏まえた上で、来場所の予想番付は取り敢えずこんな感じとなりました。では、どうぞ。(⁠☞⁠^⁠o⁠^⁠)⁠ ⁠☞

   東         西

 照ノ富士  横綱

   豊昇龍  大関1   琴ノ若

  貴景勝  大関2   霧島

  若元春  関脇    阿炎

 ↑朝乃山  小結   大の里↑

 ↓大栄翔  前頭1  熱海富士

  豪ノ山  前頭2   平戸海

   高安   前頭3   翔猿

   宇良   前頭4   王鵬

  尊富士  前頭5   明生

  阿武咲  前頭6   翠富士

 ↓ 錦木   前頭7   御嶽海

   玉鷲   前頭8   隆の勝

  琴勝峰  前頭9   正代

 湘南乃海  前頭10  金峰山

 佐田の海  前頭11  北勝富士

  一山本  前頭12  水戸龍↑

  錦富士  前頭13  美ノ海

   竜電   前頭14  欧勝馬↑

   剣翔   前頭15   狼雅

 ↑時疾風  前頭16  宝富士↑

 ↑ 友風   前頭17  

 ※注(矢印マークは其々三役や十両からの上昇や下降した力士です。尚、見栄えはPC版を優先している為、おそらくスマホ版表示は見苦しいかもしれませんので御容赦下さい。🙏💦)

 如何だったでしょうか?大関はそのまま成績順で、関脇だと同地位で勝ち越していた若元春が西から東に、小結で9勝した阿炎がワンランク上昇して西へ。小結枠は二人共平幕からの上昇組で、東は筆頭で9勝した朝乃山、西に準優勝の成績を挙げた大の里を新三役として予想しました。

 平幕だと、関脇で6勝止まりの大栄翔と2枚目で勝ち越した熱海富士が東西の筆頭、ある程度優勝争いに加わっていた豪ノ山や平幕上位でも9勝した平戸海が東西の2枚目に。11勝したけとも、今場所はあまり印象に残らなかった高安と平幕上位でも善戦して勝ち越した翔🐒が東西の3枚目に。横綱・大関陣を破りながらも残念ながら負け越してしまった宇良と王鵬が東西の4枚目に。荒れ過ぎた春場所を見事に制した尊富士と残念ながら6勝止まりで跳ね返された明生を東西の5枚目としました。

 今回は幕内中位もそこそこ番付け運厳し目な印象を受けます。幕内下位になれば、十両からの上昇者が続々と登場し、水戸龍・欧勝馬・時疾風は当然として、宝富士や友風も再入幕候補となりました。逆に降下組ですと、島津海・北の若・遠藤は当然として、妙義龍と大奄美もアウト❗と感じました。早々と途中休場した剣翔も当初はアウト候補でしたが、番付け運的な所もあってか、何とか幕内残留しそうな気がしました。

 さて、上記の様に予想しましたが、実際の所はどうなるのか全くわかりません。近年は負け越し力士に対してさほど番付を落とさない傾向にあるだけに、もしかすると妙義龍・大奄美辺りはギリギリセーフにして、宝富士&友風を殆ど上げない様にするかもしれません。

 最後に。歴史的快挙を達成した24歳の尊富士。そのしこ名に本当に相応しい活躍をしてくれましたね。尊いMt.🗻。✨🎉

 今回はここまで。see you.🙋