(閑話)
故郷を離れて
月まで飛んだ兎の話
気の向くままに
ぴょんぴょん跳ねたが
やはり故郷が寂しくなった
いくら跳んでも帰れずに
途方に暮れても仕方が無いが
深紅の瞳に涙がほろり
辺りを見渡し誰かを探して
月の海へと跳び出した
いつか帰れるその日を信じて。
(休題)
人は変わる
想いも変わるのかもしれない
それでも変わらないものもある
人は戻る
少し戻っても前に進めればそれでいい
私の想いも変わるのだろうか
変われないことは自分でよくわかってる
変わる必要も無い
右も左も壁ならば戻るか進むか選ぶだけ
戻るのは性分じゃない
ただ走るのが億劫なだけだ
ゆっくりでもいい
前に進むしかない
暗中模索、暗順応。