パステル色のキャンディーは悪魔のささやき | 『最悪の土曜日と最高の金曜日』

『最悪の土曜日と最高の金曜日』

脳のもやもやが書き込まれる場所、たまに写真館。見たい人だけ見ればいい。

この文章はフィックションでした

この文章はフィックションでした?

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(土曜日)

寂しい時間が長いほど会ったときの嬉しさが増し、その後の寂しさが増える。

というのが通常だという人がいるが、

寂しい時間が短く会ったときの嬉しさが少なくて、その後の寂しさがより増える

というのが真実。

遠い距離を塞ぐに必要なのは寂しさの耐性。

長い待ち時間が寂しくなければ会ったときの嬉しさだけ残り、

寂しいからすぐ会えば、その後の寂しさだけが残るわけだ。

何故それがわからない?

少し、理解できたみたいだね

そういうところがたまらなく好き。

理解しようともせずにさびしいからと言って自分本位に我儘なやつは50年後に後悔して孤独死してしまえ。



(金曜日)

仄かに赤く染まった頬と上げられた髪の毛が私の心を深くくすぐり

忘れられていた気持ちを現実の矛盾と変えられぬ事実とで浮き彫りにする。

あぁ私は彼女に恋しているのだ。

それは甘い誘いなどでは無く、悪魔の差し出したパステル色のキャンディーなのだ。

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無言、談笑、そして涙