ここは俺の見ている夢なのか、夢の俺が見ているのがここなのか
そんなことはどうでもいい
なにが現実でなにが夢なのか
そんなことはどうでもいい
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どこにでも繋がる舞台裏
黒幕の裏には無限の空
彼女はそこに座っている
僕にはそれがわかっていた。
二度目の来訪
そんな気がするだけ。
花嫁衣裳の五人の彼女たち
写真に写る姿が透けている
中央の彼女は顔がない。
懐かしさと寂しさ、くやしさ
気付くとベットの上、頬を伝うは涙か汗か
どうやら夢を見ていたようだ
かけていた映画の夢をみていたのかうまく思い出せない
ただひどく悲しい気持ち。
気付くと彼と彼女と彼女がそこにいる。
「鍵はどうしたの?」
「開いていましたよ先輩」
彼が言う。
無用心だったなと思いつつ外に出てみる
セピア色の空、沈む夕日の頂上に、雲で隠れた満月が見え隠れしている。
「先輩、見てください、空に絵が描かれています」
どこにもそんなものはない。
怒り帰る彼女、「だからそこは俺の家なんだけど…」
ふいに空に見える大きなもの、あれはなんだ?絵か!
「×××!絵だ!本当に空に絵が!」
戻る彼女、動く空の絵、現れたのは巨大な飛行船。
追う、否、降りてくる、巻き起こる風
「これを使いましょう」
出された布を四人で掴み宙を舞う。
内部に入る
ブランコがある
来たことがあるような気がする。
彼と彼と彼女と彼女と彼女がそこにはいる
不安定な足場をバランスを取りつつ進む。
飛行船は遥か上空へ息を吹き返し地上は遥か遠くへ霞んでゆく
「堕ちたら助からない」
どうして来てしまったのかわからない
彼は堕ち五人は進む、彼は前にここで死んだはずなのだが
階段を上がる前、彼女は写真を取り出す。
談笑、そして意識が消える。
気付くとベットの上、頬を伝うは涙か汗か
ここは現実だろうか、それとも彼の見ている夢の続きだろうか
とりあえず、学校へ行こう
彼らに会いに。
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この話はフィックションではありませんが現実ではありません
どこからが現実でどこまでが夢なのかは私にはわかりません