日曜日は大井川河畔の島田市博物館で開催中の森田安次の展示を観に行きました。
現代書の先駆者で文章や歌のリズムを書に表出させた功労者だと思います。独立書人団では手島右卿先生の影響の方が濃く反映されていますが、もっと森田色も出てよいのではと常々思っています。
歌人牧水や吉井勇の書にも通じた円形の単体文字の意連の揺らぎは音楽を感じます。
近代詩作品はこれでよいのではと考えさせられました。