100均材料で骨折用のアームホルダーを

手作りしました

90歳になる母が骨折して手術を受けたのですが

修了後にレントゲン検査を受けているその時に

 

骨粗しょう症の為 固定手術をした上部が

ドミノ倒しの様に ペキッと再び骨折

手術時間も延長で倍以上掛かって

高齢の為HCUに その日はお泊まりとなりました

 

( HCUは、

 重症化のリスクが高い患者が入室する

 ICUと一般病棟の中間的な位置づけの病棟)

 

2箇所も折れたので 固定保護の

アームホルダーが必要になりました 

が 市販品をみると そこそこのお値段と 

母には 少し大きい様な気もします

 

一般的な 形と欲しい機能は 

こちらのイメージです

御写真 お借りしてきました  

コレって 作れないか? 

オーダーメードで?裁縫苦手だけど!!

 

材料を買ってきました 

お得意の100円均一で うふふ

既に2枚合わせで縫われたランチョンマット

既に出来上がっている 

   長さが調節出来る肩掛けベルト

既に縫製済みのヘアターバン

同じ色味のカット済みのアクリルテープベルト

必要な数だけ入っているD環

 

ヘアターバンを分解します

上は肩に当たる部分のベルトに通します

下は輪っかにまつり縫いして

 付属パーツを活かします

中に入っているゴムは そのままです

ターバンの中にベルトが通せます

ランチョンマットは既にカット縫製されているので

2枚合わせの中にベルトを通します

 最小限縫い目をほどきます

ほどいた部分と 長いベルトは

ズレ防止で中央部分をベルト幅で

ミシンで縫って止めます 

3センチくらいです

手首の部分は ヘアターバンを2/3 ほど 

縫い付け パンパンになった手首と親指が

抜き差し出来る様に上部は 全部止め付けては

いません ゆとりを持たせます

 

首から吊るときも 

背中にベルトを回して付ける時も

両方出来る様に 

ベルトテープとD環を取り付けます

肘や手が抜けないように

タックダーツを付けて形を作ります

ダーツは2箇所 開いても 

この形は保っております

筒型に縫うと 洋服が厚手になると通らないし

ギブスの形によってはすぐに外せないと困ります

 

肘の部分のベルトを長くしてあるので

2つのD環を合わせて同時に吊す事で 

大きな輪っかになります

 

ベルトの金具がワンタッチ型なので

付け外しは簡単ラクラク

独りでも出来ます

 

ギブスや包帯の巻き付け厚み等は

後から変化しますよね

 

ホルダーの端の部分からも吊す事が

出来る様に真ん中よりやや内側に

D環も取り付けました

ウチの母左腕を骨折しております

 

仕上げには防水スプレーを塗布してます

 

 

#アームホルダー