(財)日本規格協会が定めるJIS規格が、蓄光性能を有した
安全標識に関して2008年4月20日付けで性能基準を改訂しました。

新規格の数値は下記の通りです。
輝度数値(単位 mcd/m2)

輝度ランク  2分後  10分後  20分後  30分後  60分後
JA      210    50    24   15    7
JB      440   105    50    31    15
JC      880   210   100   62   30
JD      1760   420   200   124   60

※200ルクスで20分照射した後、測定


改訂前はJAの数値が基準でしたが、今回の改訂では4つのランクに
分類され、最高基準のJDではJAの8倍程の輝度が要求されています

JIS規格のJA評価の1時間後の値がどれくらいの明るさかというのかは
1cd/m2(カンデラ パー平米)がロウソク1本の明かりとイメージします

次に1mcd/m2は1cd/m2の1000分の1、だそうですのでロウソク1本の
明かりの1000分の7が7mcd/m2となり、かろうじて視認ができる程度です

これはJISZ9107-2008に記載されている60分後の最低レベルの輝度です。

蓄光テープの防災の基準を調べてみたら こんな規格がありました