. . いつも真っ暗の劇場で、爆睡の全く夢を見ない僕が、つい先日、本当に久々に夢を見た。 風呂に入っていて、いきなり白蛇がいて「わ、なんやー!」と叫ぶとその白蛇がふわりと浮き、どんどん天に昇っていく。お風呂の泡がついたままの空中浮遊で、、、が、よく見ると体についていたものは泡ではなく、雲だった!そして、もっとよーく見ると、白蛇ではなく、ものすごく綺麗なシャンパンゴールドのオーラを放つ龍だった!その龍は、優雅に空を舞い、去るのかと思いきやまたこちらに戻ってきて、優しい目でなぜか、じーと僕を見ている。。。 まるで、ネバーエンディングストーリーのファルコン!のような、まるで、千と千尋の神隠しのハクのような、美しく気品高い、龍だった。けして怖い目ではなく、とても優しい雰囲気の龍。なんだかとても懐かしくなる。何故だろう、、、そして目が覚めた。鮮烈に覚えていたその夢を、起きてすぐ、妻に すっごい夢見た。と話した。妻は、真剣に聞いてくれて、それ、お母さんじゃないかな、と言った。 これは以前妻にも話したことがあって、白蛇、というと僕が27歳の時にこの世を去った実の母のことを思い出す。 母は長い闘病生活の末、息を引き取った。実の父と共に納骨を終え 堺の実家に戻った時のこと。突然、激しい雷雨があり、家の門を閉めに行ったとき、庭に白く大きな蛇が現れた。父と僕は、わ!と初めは驚いたけれど、すかさず父は、お母さんちゃうか。と言った。 母が生きてる頃の僕はまだまだ未熟で大きなお役などもらえず、一人息子の僕が、家の跡取りだったにもかかわらず、歌舞伎をやりたい とこの道を選んだ僕を応援し続けてくれた。台詞が一つしか無い役がついただけでも大喜びだった父と母。父は母の亡くなった一年後、くも膜下で倒れ、この世を去った。いま僕は、いろんな舞台で大きなお役をつとめさせていただいているけれど、いつも初日を迎えるたびに思うことがある。二人に見せたかったなと。でも、きっと、もう見ていてくれたのだと思う。天から。 夢を見たその日は、インスタグラムを始めた記念すべき夜だったし、なによりも、その8月6日は、母の誕生日だったから。 家族ができた僕を祝福してくれていて、父と母は、妻の目を通して劇場の後ろからいつも見ていてくれてたんだなと確信した。 ご縁あって松嶋屋に入れていただいた僕は、まだまだ歌舞伎の世界でやることがたくさん有ります。過信することなく健康に気をつけ、ひとつ一つのお役を丁寧に勤めさせて頂き、日々精進して行く所存です。 . #片岡愛之助 #松嶋屋 #歌舞伎 #夢 #夢想 #龍 #白蛇 #神様 #母 #父 #宇宙 #癒し #幸せ #エネルギー #家族 #応援 #ありがとう #大切 #夜 #dragon #big #love #family #god #japan #インスタ #台風 #舞台 #愛

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