型に入るための型の練習 | 内藤堅志オフィシャルブログ「労働科学研究者 内藤けんしの"ちょっといい話かも!"」Powered by Ameba

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労働科学研究所 協力研究員。
第1種衛生管理者。
労働衛生・安全、技能伝承、ストレスを研究しています。成功、活躍した人を分析して「運」も研究しています!

相撲では『型』が重視されます。


自分の型に入れば強い力士は大勢います。

ただ、なかなか自分の型になれない。


そうすると『型入り(かたいり)』の稽古が必要となります。

わかりやすく言えば、自分の型に入るための稽古てす。

本来、型と言えば、型入りも含めます。

でも、型と型入りを分けて稽古する方が分かりやすいのかも知れません。



型の話をする時、必ず思い出すのが、横綱朝青龍関の言葉です。

まだ、白鵬関が横綱になる前の話です。
朝青龍関、全盛期の時です。
稽古後に朝青龍関に、、、

『横綱、こんなに稽古しなくても大丈夫でしょう!』と尋ねたところ、

朝青龍関は、、、、
『なに言ってるんですか!横綱でも相手の型になったら勝てませんよ。それが幕内力士ですよ!』
といいました。


つまり、朝青龍関は相手が型に入る事の怖さを知っていた事になります。


と考えると、型を習得すると共に、型に入るための稽古も必要になります。
(先ほど触れましたが、本来は型とは型入りも含めます)


さすが、横綱、型の怖さを知っています!