研究領域は、労働科学です。
研究手法として、タイムスタディを用います。
分かりやすく言うと、業務観察です。
では、相撲のお話。
これから、お見せする写真は今場所中日朝稽古の写真です。
写真1
写真2
写真3
写真4
写真5
この写真から何がわかるのか?
それは、これです。
『仕切りの時の足幅が、土俵際まで同じ幅』
という事です。
この日は中日、そろそろ疲労もで出来ます。
人間、疲れると、楽な姿勢をとります。
そうです、腰高になってきます。
腰高にならないように、朝の稽古で意識して調整して身体に染み込ませます。
つまり、力士にとって『日頃の行い』とは、日々24時間稽古をすることです。
ただ、漠然と稽古という行為をこなすのではなく、目的、実行、分析・評価を行うことが大切です。
『俺はやってるよ!』と言われる方もいると思いますが、結果に結びついていないのならば、『していない』事になります。
プロの世界は厳しいです。
仕事でも同じです。『結果を出せない=努力していない』のです。
何処かが噛み合っていないのです。
噛み合わない理由を24時間考える事が大切です。