日頃の行い | 内藤堅志オフィシャルブログ「労働科学研究者 内藤けんしの"ちょっといい話かも!"」Powered by Ameba

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労働科学研究所 協力研究員。
第1種衛生管理者。
労働衛生・安全、技能伝承、ストレスを研究しています。成功、活躍した人を分析して「運」も研究しています!

まず、私の仕事の説明から。

研究領域は、労働科学です。
研究手法として、タイムスタディを用います。
分かりやすく言うと、業務観察です。


では、相撲のお話。


これから、お見せする写真は今場所中日朝稽古の写真です。

写真1
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写真2
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写真3
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写真4
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写真5
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この写真から何がわかるのか?
それは、これです。
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黄色の線で描きましたが、
『仕切りの時の足幅が、土俵際まで同じ幅』
という事です。

この日は中日、そろそろ疲労もで出来ます。

人間、疲れると、楽な姿勢をとります。
そうです、腰高になってきます。


腰高にならないように、朝の稽古で意識して調整して身体に染み込ませます。


つまり、力士にとって『日頃の行い』とは、日々24時間稽古をすることです。

ただ、漠然と稽古という行為をこなすのではなく、目的、実行、分析・評価を行うことが大切です。

『俺はやってるよ!』と言われる方もいると思いますが、結果に結びついていないのならば、『していない』事になります。

プロの世界は厳しいです。
仕事でも同じです。『結果を出せない=努力していない』のです。

何処かが噛み合っていないのです。

噛み合わない理由を24時間考える事が大切です。