昨日の“大砂嵐-白鵬”戦、多くの方は、
「力勝負で寄り切った!」と思ったはずです。
しかし、力だけでしょうか?
私は「“技で”の寄り切り」であると思います。
上手で相手の右手を殺し、顔はお腹に付け、
左脚を相手の股の中に入れ、
全体の力を前方やや下に掛け、寄り切る。
全体の動きが調和された、高度な技といえます。
なぜ、休場明けにもかかわらず、このような事が出来るのか??
その答えは‥‥
実は横綱はリハビリ中“白鵬塾”を開いていました。
部屋の若い力士に様々な技を、
一言一言丁寧に“言葉と動き”で説明していました。
「力勝負で寄り切った!」と思ったはずです。
しかし、力だけでしょうか?
私は「“技で”の寄り切り」であると思います。
上手で相手の右手を殺し、顔はお腹に付け、
左脚を相手の股の中に入れ、
全体の力を前方やや下に掛け、寄り切る。
全体の動きが調和された、高度な技といえます。
なぜ、休場明けにもかかわらず、このような事が出来るのか??
その答えは‥‥
実は横綱はリハビリ中“白鵬塾”を開いていました。
部屋の若い力士に様々な技を、
一言一言丁寧に“言葉と動き”で説明していました。
このような感じです!
そして、凄いところは、最後に全員が習得できたかを一人一人胸を合わせて確認します。
そうです、いろいろな技を説明することで、
横綱本人の頭の中も「技とは何か?」が明確になってきます。
と言うことは横綱は‥‥‥‥
休場中のリハビリで、体を治すと共に、技のリハビリも同時にしていた!
と考えられます。
*怪我をすると感覚がずれます。治ってもいつもと同じように技を掛けてもタイミングがずれることが考えられます。それを無くすためにもう一度、技の意味、技のポイント、技のタイミング等の再確認が必要となります。
実は、このブログで「稽古で怪我を治すは非科学的か?」を書きましたが、
今日ご紹介したことは当(まさ)に「稽古で怪我を治す」の実践であると思います。
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