この20年間!(セカンドオピニオン) | 内藤堅志オフィシャルブログ「労働科学研究者 内藤けんしの"ちょっといい話かも!"」Powered by Ameba

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労働科学研究所 協力研究員。
第1種衛生管理者。
労働衛生・安全、技能伝承、ストレスを研究しています。成功、活躍した人を分析して「運」も研究しています!

「セカンドオピニオン」、、、、
大切だなと実感した1日でした。


実は、今日20年間通院した眼科をやめて、違う眼科を受診しました。


20年前、練習中に右目を強打して、違和感があり、受診しました。
その際、眼圧を測定して「右目の眼圧が高いですね、緑内障です」と診断されました。


たった1回の眼圧測定で診断されたので私も「ホントかな?」と思いました。
もう少し後で再検査をしても良いのではとも思いました。


でも、医師は「失明しますよ!」といって様々な点眼薬を処方しました。
昔は眼科はその病院一つしかなく、しかたなく通っていました。

この20年間、毎日さまざまな点眼薬を使用していました。
検査も、毎回のように、視野検査、眼底検査、視力検査などを行っていました。


・予約制なのに待ち時間2時間、
・診察日があわない、
・非常勤医師に受診がぶつかると「主治医ではないので診断できない、別の日に来て下さい」と言われる(受診してから)

など、不信感があったので数年前、近所に開院した眼科へ行きました。


そこの医師は、緑内障が専門です。

一通りの検査をした後、受診で次のように言われました……
・この眼で本当に20年間も点眼薬をしてきたのですか?
・とても綺麗な目で緑内障なんて言えません。
・20年間点眼をした効果とも考えられるが、まず、専門領域の私からみてもそれはない。
・緑内障ではありません、点眼をする必要はありません。
・検証するために、1か月後にもう一度眼圧を計りましょう。
と言われました。

また、
「20年前の診断基準では、緑内障かもしれませんが、いまの基準では違います。」と、
そして、「仮に20年前に緑内障と診断しても、いまの基準に合わせて病名を訂正すべきだと思います」と今日受診した眼科医は言いました。


いったい、この20年間は何だったのだろう?
「緑内障」という診断で、生命保険も制約されました。

今日の、教訓ですが……

何十年も同じ病気に悩まされている方は違う病院で検査することも必要。

いやぁ~、ホントにスッキリしました!

お薦めです、セカンドオピニオン!