もう4年。 | 内藤堅志オフィシャルブログ「労働科学研究者 内藤けんしの"ちょっといい話かも!"」Powered by Ameba

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労働科学研究所 協力研究員。
第1種衛生管理者。
労働衛生・安全、技能伝承、ストレスを研究しています。成功、活躍した人を分析して「運」も研究しています!

今日、20時05分から、NHKラジオ(第1)さんの番組で横綱のことをお話しさせて頂きます!

今朝のNHKラジオさんのホームページ‥‥

NHKさん特番2

なんとトップページに!
ありがたいです!

番組の詳細は→こちら(NHKさんのHP)


2010年九州場所、連勝記録が63で途絶えた時のこと。

早いものですね。もう4年です。


あの時は、連勝記録が途絶えても絶対優勝させたかったんです。

なぜならば、双葉山さんも、大鵬さんも連勝記録が途絶えた場所では優勝しておりません。
負けています。成績も良くはないんです。

大鵬さんは連勝が途絶えた場所は休場しているはずです。

唯一、連勝記録が途絶えての優勝は千代の富士関だけです(千秋楽で土。53連勝)。
でも、たしか、次の場所は11勝4敗と成績はもう一つでした。


つまり‥‥

「横綱という心技体がそろっている力士でも、連勝記録を維持するのは精神的にも、肉体的にも大きな負担となる」

それだけ大変で過酷なことなんです。


そう考えると、双葉山さん、大鵬さん、千代の富士さん、白鵬関は凄いんです。



今でもよく覚えていますが、負けた夜、2010年11月15日夜に白鵬関に電話をして言いました‥‥。

「横綱、つらいけれども明日の朝は稽古をしてね」と、


横綱は‥‥
「稽古をした方がいいんですか‥‥(低く落ち込んだ声で)」と言いました。


次の朝、土俵に降りて稽古をしました。汗をかきました。


横綱は稽古をする方が流れがよくなります。
本当は寝ていたいと思いますが、稽古を勧めました。

白鵬関はあの時のことを「稽古してよかった、気持ちが晴れた」と教えてくれました。


おかげさまで、好調さ(流れ)を維持することができ、優勝することができました。


はやい、もう4年たつのですね。

今度の九州場所では大鵬さんに「ありがとう」と言いたいですね!


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