今年で35周年らしいです。高校生、大学生とよく読みました。ちょっと大人になった感じがしました。
最新号です。
そこで、とても興味があったのは‥‥‥‥
「できる、営業の人は自分の型(パターン)を持っている」
これは驚きです。
営業で想定外のことが起きても、それを、ものともしない型をもっている。
まさに、「胆力」!
じつは、双葉山さんも同じようなことを言っています。
双葉山さんは「相撲求道録」の中で“型”に関することを次のように述べています。
・全盛時代の私が周囲から研究の対象にされたことは、当然の運命である。
・16ミリ映画によって欠陥を研究されたりもした、相撲には作戦も必要なのでそれはわかる。
としています。そして研究も参考にはなるが‥‥‥‥(以下原文ママ)
「相手がどうであろうと、自分には自分の特技があるはずです。それが平素の練習不足で不十分であったら、なんにもなりません。たとえば、相手は「右四つ」が得意だから右を殺してゆかねばといってみたところで、自分が不十分であったならば、けっきょくのところおなじところに帰するわけです。相手いかんによって、それぞれの癖を知るべきはもちろんですが、わたしはそれによって自分の相撲をかえることはしなかったつもりです。」
これは、型のことを述べていると私は思います。
この話を、BIG tomorrowさんに話したところ、先ほどの営業の話が出てきました。
じつは、横綱白鵬関も同様なことを言っています。
白鵬のメンタルP72にありますが、「駆け引きの強さは本当の強さではない。絶対的な強さではない」と‥‥
さらに、先代の若乃花(双子山勝治)さんも同様なことを言っているんです。
著書「心技体(株式会社日本文芸社.昭和46年11月)」のP52、小タイトル「ごまかしは通らぬ」の中で‥‥
「たしかにね、相撲ではある一番だけをとってみれば、けい古をしない力士でも勝つことがありますよ。しかし、それは自分が勝ったのではなくて、相手が何かの拍子に負けたんですよ。勇み足とかね、たまにはありますよ、こういうことが。だが、本場所十五日間勇み足で勝つということはまったくあり得ませんね。」
と述べています。この後にも話しは続きますが、これ私は、
「駆け引きはいかん!絶対的な強さを追求しろ」
と若乃花さんが言っているように思えるんです。
ん~、面白い。
成功者、一流者はおなじなんですね。
では、この型を修得するためにはどうすべきか?
それは、自分の長所(武器)は何かを構造化したり、
よいモデルを見つけたり‥‥
やはり、日々のアクションとアセスメントなどが大切だと思います。
そして、ブラッシュアップ!
やはり、デミングサイクルですね。
簡単なんですが、この簡単なことを毎日、地道に続けることが大切ですね。
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