それも、確実に!!
人間は「疲れているから‥‥」といって、“いつでも”、”好きなだけ”寝られるわけではなさそうです。
たとえば、一晩全く睡らない夜勤の次の日(明け)、昼間の睡眠で寝付きが早くても一度に2から4時間ほどしか寝られないようです。睡眠が長続きしないようです。
また、睡眠の環境も‥‥
・明るい
・暑い
・うるさい
など条件が悪く、「寝られない」ことに追い打ちをかけます!
その結果、何日も夜勤が続く場合、睡眠不足になるような条件が続き、寝不足に陥ることが懸念されます。
したがって、夏期の夜勤では、日中の睡眠時にエアコンを使う事が良いと思います。
(除湿か、冷房かは個人差があるので注意して下さい!)
そして、人間のリズムの指標となる「直腸温」も連続夜勤によって、昼夜逆転しないようです。
それだけ、「昼間に起きていて、夜眠る」リズムは強いんです。
また、作業能力の実験でも、完全に、昼夜逆転はしないそうです!
つぎに、よくある事例です‥‥いつもより早く出勤しなくてはならない事例。
「急に、朝早く会社に出勤することになり、だから、いつもより早い時刻に寝る‥‥」
これも出来ないようです。
睡眠時間を多く取ろうと、いつもより早い時刻に寝る。これは難しいそうです。
睡眠時間が短くなるようです!
いつものようにまとめると‥‥
となります。
また、睡眠は翌日の仕事に対する不安でも、睡眠の質が変わります。
これは7月20日のストレスと睡眠を参考にして下さい。
次回は、「睡るためのお呪い(おまじない)」についてお話しします。
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