今日は、一般財団法人 地方公務員安全衛生推進協会さんが主催する、「平成26年度 学校給食事業安全衛生管理セミナー」の講師役で研修を行いました。
地方公務員安全衛生推進協会さんは、「地方公務員の安全と健康の確保、公務災害の未然防止及び快適な職場環境の推進を図る」こと目的に平成3年に設立され現在に至っています。
ところで、皆さん、学校給食を覚えていますか？？
小学校、中学校でお世話になりました。
美味しかったですよね。
実は、学校給食はとても手が込んでいます。
私の知るかぎり、レトルトなどは一切使っていません。
カレーもカレー粉から作ります。エクレアも、チョコをとかして一つ一つパンに塗っていきます。
実は、学校給食調場は、火傷、切り傷、筋骨格系疾患（腰痛、肩凝り、指曲がり）が多い職場です。
調理員さん達も悩んでいます。
1990年代のちょっと古い写真ですが‥‥
このように、切った野菜を大きな釜（回転窯、大釜と呼びます）に入れます。
水分を含んでいるので、とても重いです。
また、このように食材を手で切っていきます。
ちょっと不安定な場所ですが、生徒全員分の食材を手切りにしていきます。
大げさな言い方かもしれませんが、「小学生、中学生の食生活（栄養の摂取）を支えている」とも言えると思います。
この、労働の大変さを2010年に本に書かせて頂きました。共著ですが‥‥。
なかなか好評です。
なかなか好評でした！
学校給食調理員さんの健康や安全を守る。
この事は、O175防止や食教育にも繋がってきます。
今日は‥‥
このような教材を使い、
午前に私が、午後から安全担当の先生がお話しをしました！
北は北海道、南は福岡から参加していただきました。
学校給食、これは大切な思い出となります。
調理員さんには、健康で笑顔で働いて頂きたいと思います。
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