「結果より経過を褒めよう」

学習障害に関わらず、色んな場面で大切とされることですが…

褒めても不満げえーだったり、いまいち響かない時も。時には、「でも、0点だもん」と怒るムキー

この違いは何だ?

先日、通信教育でわり算のドリル鉛筆を一緒にしていた時に、気づくことがありました。

時間制限10分の20問。1問1採点式ですすみます。

最初は、分からないながらも解いていきます。
でも、間違いが2回続くと、【やめる】ボタンに手がのびます。
(一人で取り組んでると、これ上矢印があるので、せっかく取り組んだ課題も未消化で終わるので、一緒に取り組みます)

→ここで、答えスレスレのヒントを出して、正解を続かせます。

集中力が切れてくるのか、引き算もできなくなって、頭が痛い。熱い…と頭を抱え始めます。

→応援。ここまでできたことを褒める。

持ち直すものの、タイムアップの表示に泣きそうになる。解く、ヒント、頭痛いを繰り返し…

31分で86点!

31分って…
みてる大人も満身創痍にチーン

「いやー人間の集中力は、30分しかもたないらしいから、30分もやれるなんて凄いわぁ。私も疲れた」とポロリ

ァーャ、どや顔照れ

意図的に褒めればいいってものではないですね。

本人の実感と褒める側の本音があっての【経過を褒める】なんだなぁ、と痛感した出来事でした。