甘味が好きなが人間か辛味を全否定
辛味が好きな人間は甘味を全否定
お互い否定し続け、口から手へ、さぁ戦争の始まり始まり。

戦争は冷たくなったり熱くなったりしたけれど、一世紀たっても十世紀たっても収まる事をしらない。

そして一体何が原因かすら忘れ、相手を絶対的悪と信じ、自らを絶対的正義と信じ、終わらない戦争を続けた。

ある日、正義と悪の真ん中にいる子供がこう言った。
「両親を返せ。」

しかし、両者とも聞く耳を持たない。
そして両者の正義はその子供を悪と断定した。

そして正義は悪を絶対的にするために、罠を仕掛け、悪は絶対的悪になりました。


悪には罰を。


手と首は逃げ場を失い、上から落ちてきた鋭利で重みのある鉄で










あるところに、戦争ばかりしている国が二つありました。二つの国は互いを絶対的悪だと信じ、正義の鉄槌を奮うのです。

あるところに、悪がいました。悪は二国の鉄槌により死んでしまいます。

しかし、悪には二国が本当の悪に見えました。

やがて二つの正義の国は両方ともあっけなく滅びました。
内部分裂で散り散りになり、他国に攻め込まれ滅んだのです。











「…探したぞアーニモ・トレゾール。いや、アンドラスよ」
そう告げたのは燃えるような赤い髪を生やした男。仮面を付けていて表情がイマイチ読み取れないものの、その奥の瞳は熱を帯びていた。
「俺が消滅してからどれくらいたった?」さっぱりだった。なんせ思い出したのがつい最近なのだから。
「なに、たったの10世紀だ」
奴は静かにそう告げた。
ん?
たったの10世紀…?

「何がたったの10世紀だ!大問題だ!!」
10世紀、アイツにとってはとても短い時間だが、俺にとっては大問題だ。なんでこうもアイツは時間を気にしない!
「お前は本当に「量より質よ。怒りは深く、底無しのように……。しかしアンドラス、貴様ごときが我にタメ口など…まぁよい。この怒り、後の為に沈めておこう。」
「フンッ、怒るなら怒れ」
そう言いつつもアイツからは赤黒い何かが染み出ている。怒りのボルテージか?
「さぁ、皆の者が待っている。還ろうか、アビスへ。」