ガチャッ
「フェリシアーノは?フェリシアーノは助かったのか!?」
部屋から出ると、お兄様が寄ってきた。目は更に赤くなってた。
「ケセセ 大丈夫だぜ お兄様、フェリシアーノちゃんはもう、大丈夫だぜ!」
フェリシアーノちゃんは俺の手の中ですやすやと寝息をたてて眠っている。
先程の真青な顔ではなく、天使のような笑みを浮かべて眠っている。
「よかった…よかった…フェリシアーノォ……」
「ロヴィ、ホンマによかったなぁ…」
そういってお兄様はフェリシアーノちゃんを抱きひざまつき、アントーニョはまるで自分の事のように喜びの涙を流した。
―――――
その翌日、地から出た涌き水をルッツに与えた。するとルッツは視力を取り戻し、さらに十数年、今度はフェリシアーノちゃんという愛を手に入れたけど
けどそれがルッツにとって幸せなことだったのか、ルッツを亡くした今となっては全くわかんねぇ……
「殺せー!殺しちまえ!」
「この魔術師が姉さんを!」
「フリードリヒの魔術師ですって、怖いですわねお兄様…」
「ああ…いい子にしてないと魔術師に食べられるのである!」
「きゃあ!……もう!」
「ふはは!」
「あんたなんか死んじゃえばいいのに!」
十字架の元へと連行される俺の耳に罵倒が次々と叩きつけられる。中にはかつて俺が救えなかった患者の家族もいた。ケセセ 凄くグサッと来るぜ。
一度はその存在を消された 愛しい可愛い俺の弟
生きて春の日差しの中で 笑って欲しいと願った兄の想いも、今や虚しく 束の間の陽光(ひかり)さえ 戯れに 奪われてしまった
「忠魂には恩情を!異端には業火を以て報いねばならん!
さあ諸君!魔術師を持って鉄槌をあげよ!」
「「鉄槌をー!」」
お前らは俺の最期をみて喜劇だと喜ぶだろう。ならば俺は 世界を呪う本物の《魔術師》に……(なってやるからな)
――そして、【第七の喜劇】は繰り返され続けるだろう……
ケセセセセセセセ
その魔術師は 灰へと 姿を変えた。
――――――
後書き。
プロローグ書き終えやしたので今から時間軸に並べ直す&修正してきやす。
「フェリシアーノは?フェリシアーノは助かったのか!?」
部屋から出ると、お兄様が寄ってきた。目は更に赤くなってた。
「ケセセ 大丈夫だぜ お兄様、フェリシアーノちゃんはもう、大丈夫だぜ!」
フェリシアーノちゃんは俺の手の中ですやすやと寝息をたてて眠っている。
先程の真青な顔ではなく、天使のような笑みを浮かべて眠っている。
「よかった…よかった…フェリシアーノォ……」
「ロヴィ、ホンマによかったなぁ…」
そういってお兄様はフェリシアーノちゃんを抱きひざまつき、アントーニョはまるで自分の事のように喜びの涙を流した。
―――――
その翌日、地から出た涌き水をルッツに与えた。するとルッツは視力を取り戻し、さらに十数年、今度はフェリシアーノちゃんという愛を手に入れたけど
けどそれがルッツにとって幸せなことだったのか、ルッツを亡くした今となっては全くわかんねぇ……
「殺せー!殺しちまえ!」
「この魔術師が姉さんを!」
「フリードリヒの魔術師ですって、怖いですわねお兄様…」
「ああ…いい子にしてないと魔術師に食べられるのである!」
「きゃあ!……もう!」
「ふはは!」
「あんたなんか死んじゃえばいいのに!」
十字架の元へと連行される俺の耳に罵倒が次々と叩きつけられる。中にはかつて俺が救えなかった患者の家族もいた。ケセセ 凄くグサッと来るぜ。
一度はその存在を消された 愛しい可愛い俺の弟
生きて春の日差しの中で 笑って欲しいと願った兄の想いも、今や虚しく 束の間の陽光(ひかり)さえ 戯れに 奪われてしまった
「忠魂には恩情を!異端には業火を以て報いねばならん!
さあ諸君!魔術師を持って鉄槌をあげよ!」
「「鉄槌をー!」」
お前らは俺の最期をみて喜劇だと喜ぶだろう。ならば俺は 世界を呪う本物の《魔術師》に……(なってやるからな)
――そして、【第七の喜劇】は繰り返され続けるだろう……
ケセセセセセセセ
その魔術師は 灰へと 姿を変えた。
――――――
後書き。
プロローグ書き終えやしたので今から時間軸に並べ直す&修正してきやす。