職場の教養-倫理の館ブログ -2ページ目

職場の教養-倫理の館ブログ

社会人として、人として忘れがちな物事をやさしく解説
1日1題 毎日読んで気持ちを引き締めましょう。
毎日の朝礼にも効果的 

気をつけているだけで変われる 社会人必読

社団法人倫理研究所 法人局「職場の教養」より転載

社風をつくる



 人の心は場によってつくられる、といわれます。

 象徴的な例が、国民性や県民性でしょう。文化や伝統、習慣、気候など、生活している場の様々な要素に、人は自ずと影響を受けるものです。

 それは、場の大小を問いません。国や都道府県のみならず、市町村、さらには、職場や家庭も自分の心に影響を与えます。家庭や職場の雰囲気によって、そこにいる人の気持ちは、暗くも明るくもなるでしょう。

 また、人と場は相互に影響し合っています。人は場によってつくられるのと同様に、人によって場も変化していきます。

 場が人をつくり、人が場をつくり、職場においては「社風」と呼ばれるものがつくり上げられていくのです。

 明るい社風は、働く人にも良い影響を与えます。それをつくるのは、他の誰でなく、そこで働く一人ひとりでしょう。

 まずは自分から、明るい社風づくりを始めてはいかがでしょう。

今日の心がけ;明るさを意識して働きましょう



<社団法人倫理研究所 法人局「職場の教養」より転載>
地域で見守る



 六十五歳以上の高齢者のうち、認知症の人は推計15%で、およそ四二六万人にも上ることが、厚生労働省研究班の調査によってわかりました。軽度の四百万人を加えると、高齢者の四人に一人という割合です。

 福岡県の大牟田市では、地域で認知症の高齢者を見守る取り組みを進めています。年に一度の訓練では、徘徊者役の人に、すれ違った人が親切に対応します。十年前に始まった模擬訓練には、今や千人以上が参加するようになりました。

 もし、自分の職場に訪れたお客様が迷っていたら、社員として、笑顔で声をかけて応対するはずです。

 今後は、自社だけではなく、地域社会の一員として、路上や公共の場でも、<おやっ>と思った時は声をかけるなどの行動が必要な時代となるでしょう。

 昔から「子供嫌うな来た道じゃ、年寄り嫌うな行く道じゃ」といわれます。徘徊者には、笑顔で声をかける勇気を持ちたいものです。そして、年長者への尊敬を忘れず、敬意を伴った言動で接するよう心がけましょう。

今日の心がけ;声をかける勇気を持ちましょう



<社団法人倫理研究所 法人局「職場の教養」より転載>
時間外の訪問者



 Nさんはあるレクリエーション施設で働いています。閉館後、戸締りを後輩に任せて帰宅しようとすると、外に若い男女の姿が見えました。

 敷地内に入ってきた二人に近づき、「どうなさいましたか?」と質問をすると、「この建物がとても素晴らしいので、外から見ていました」との返答でした。

 Nさんの心の中では<詳しく説明してあげたい>という思いと、<これから説明するとなると、自分の帰りが遅くなる>という二つの思いが葛藤しました。迷った末、「どうぞご見学ください」と、二人を案内しました。

 話を聞くと、二人は一級建築士で、たまたま通りかかった建物の外観に興味を引かれたそうです。Nさんの解説に感銘を受けて帰っていきました。

 その後、Nさんが改めて館内を見回ると、後輩に任せた戸締りの不備が発見されたのです。もし、あのまま帰宅していれば、どうなっていたことでしょう。

 見学者の偶然の訪問に感謝するとともに、人に任せきりではなく、最後まで自分で確認することの大切さを肝に銘じたNさんでした。

今日の心がけ;自分で確認しましょう



<社団法人倫理研究所 法人局「職場の教養」より転載>
福沢通り



 大分県中津市は、福沢諭吉の出身地です。

 中津駅の数百メートル先から、諭吉の旧居に至るまでの直線道路は、「福沢通り」と呼ばれています。この通りの辻ごとに、諭吉の名言を掲げた看板がいくつも立っています。

 その中の一つに、「家の美風その箇条は 様々なる中にも 最も大切なるは家族団欒」と書かれたものがあります。

 幕末から明治の初期にかけて活躍し、日本の黎明期を担ってきた偉人が、「それぞれの家庭にそれぞれの美風があるが、その中でも、最も大切なのは家族の団欒である」と言い切っているのです。

 社会で存分に活躍するためには、帰った時にホッとできる家族の団欒が大切だというのです。明治初期の封建的な雰囲気が強く残る社会で、新しい時代に向けた新しい家庭の姿を示したことは、意義深いことだったでしょう。

 家族団欒の時間を大切にして、仕事に邁進したいものです。

今日の心がけ;家族との時間を大切にしましょう



<社団法人倫理研究所 法人局「職場の教養」より転載>
喜びの連鎖



 人の話を聞いて、<いいなあ>と思ったことをすぐ実行に移す人と、ただ聞きっぱなしの人と、人間には二つのタイプがあるようです。そして、それに応じて、人生も大きく分かれていくのではないでしょうか。

 Aさんは、職場の朝礼でリーダーとなったTさんの話に感銘を受け、話の中で紹介された本を読んでみたいと、触発されました。すぐにTさんから正確な書名や著者の名前を教えてもらい、インターネットを通じて書籍を購入したのです。

 果たしてその本には、今解決すべき生活改善の大切なヒントが、いくつも示されていました。Aさんは<ああ、いい本に出合った>と、Tさんに感謝すると共に、早速、実践に取り組み始めたのでした。

 もし、Aさんが、Tさんの話を聞いても、<良さそうな本だな>で終わっていたら、このような展開にはならなかったはずです。

 チャンスはいつも目の前にあります。それを摑むのもまた、自分次第だといえるでしょう。

今日の心がけ;良いと思ったらすぐにしましょう



<社団法人倫理研究所 法人局「職場の教養」より転載>