機械は職場の仲間
製造業を営むA氏の会社は、思わしくない経営状態が続いていました。
この状態から脱しようと、A氏は誰よりも早く出社し、社内の機械の掃除を始めました。本格的な掃除をしていないため、細部まで機械の汚れが目立ちます。
毎日掃除を続けたところ、最初はA氏一人だったのが、次第に掃除をする社員が増えていきました。そして三ヵ月後、新品同様に機械は甦ったといいます。
さらには機械が故障しにくくなり、それまで負担になっていた毎月の修理費が大幅に減少しました。出来上がった製品の品質も向上し、取引先より新たな発注を受けるようになり、業績は回復していったのでした。
私たちは仕事をする上で、数々の機械や道具を使っています。それらの動きが悪いと、日々の業務に支障をきたし、業績にも悪影響を及ぼします。
機械や道具が故障し、動きが悪くなる要因に、その物をぞんざいに扱っていることがあげられます。一方で、大切に扱うとよく動いてくれるものです。
物も人と同様に「職場におけるパートナー」として大切に扱いたいものです。
今日の心がけ;道具や機械を大切に扱いましょう
<社団法人倫理研究所 法人局「職場の教養」より転載>