商品知識の習得
Sさんは、スーパーの果物売り場で、店員と客の会話を耳にしました。
「このタイ産のマンゴーは、小ぶりだけど安くて美味しいですね」と客が声を掛けると、店員は「皮を剥くのが面倒だから私は食べません」と答えました。
すると「マンゴーは皮を剥かなくていいのよ。真ん中に種があるから、秋刀魚の三枚おろしのように種に沿って切り取って食べるのよ」と客が言いました。店員は「リンゴのように皮を剥くものだと思っていました」と驚いたのです。
マンゴーの食べ方は人それぞれに違いはあるでしょうが、何よりこの会話は店員と客の立場が逆転の様を見せています。
商品を勧める側は、知識に精通していなければなりません。自店が扱っている商品が、どこで生産され、どのような特徴があるのかを十分に研究し調べることは、販売する側にとっては基本中の基本です。
知識があれば商品を説明する言葉にも力が入り、自信を持って勧めることができます。扱う商品について談義ができるほど、豊かな知識を備えたいものです。
今日の心がけ;自分の仕事に精通しましょう
<社団法人倫理研究所 法人局「職場の教養」より転載>