一千回の登頂 | 職場の教養-倫理の館ブログ

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社団法人倫理研究所 法人局「職場の教養」より転載

一千回の登頂


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 静岡県のアマチュア登山家・実川欣伸さんが、昨年、67歳の時に富士山登頂1000回を達成しました。足かけ26年での記録です。

実川さんは大学時代には山岳部に所属。その後は登山に興味は持たなかったものの、1985年に家族と富士山に登ったことで昔の情熱が甦[よみがえ]りました。そして<人がやらないことをやってみよう>と決意したのです。

1000回目の登山には、仲間6人も同行しました。田子の浦港を出発し、約21時間かけて登頂を果[は]たして、皆で喜びを分かち合いました。

富士山に一度登るだけでも大きな体験ですが、1000回登頂とは驚異的な数字です。登山に耐[た]えうるだけの体力も求められるでしょうが、それにも増して強固な精神力がなくては、この偉業[いぎょう]は達成できなかったでしょう。

目標を決めて一途[いちず]に向かうことで、そこに大きなエネルギーが創出されます。たとえその目標が仕事以外のものであっても、得られたエネルギーは仕事に向かう原動力となります。一年の始まりにあたり、何かの目標を定めてみましょう。

今日の心がけ;大きな目標を持ちましょう

<社団法人倫理研究所 法人局「職場の教養」より転載>