下を向くな | 職場の教養-倫理の館ブログ

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社会人として、人として忘れがちな物事をやさしく解説
1日1題 毎日読んで気持ちを引き締めましょう。
毎日の朝礼にも効果的 

気をつけているだけで変われる 社会人必読

社団法人倫理研究所 法人局「職場の教養」より転載

下を向くな


職場の教養-倫理の館ブログ-小松弥助 トロあぶり


今春急逝[きゅうせい]した読売ジャイアンツコーチの木村拓也氏は、後輩たちに「失敗しても決して下を向くな!」と言い聞かせていました。

会社員のKさんは、木村氏の言葉に、大きな学びを得たといいます。なぜなら、Kさん自身、いつも自分の失敗をすんなりと受け容[い]れられず、気分的に沈んでしまうことが多かったのです。

木村氏の言葉には、「自分は常にベストを尽[つ]くしてプレーしている」という自信と、「失敗は誰にでもある。でも、同じミスは二度と繰り返すものか」という強い自負[じふ]が潜[ひそ]んでいるように感じられたからです。

「失敗は成功の母」「失敗は尊い月謝である」という言葉があるように、私たちの人生や仕事においては、物事すべてがうまくいくとは限りません。うまくいかないからこそ、失敗を失敗で終わらせず、成功への足がかりとするのです。

マイナス的なことがあっても、意識して下を向かずにいれば、自ずと気持ちは<次を見ていろ>と高揚[こうよう]してくるはずです。さあ、前を見ていきましょう。

今日の心がけ;顔を上げて生きていきましょう


<社団法人倫理研究所 法人局「職場の教養」より転載>