外国人に評判の旅館
1942年に開業した東京・谷中の「澤の屋旅館」は、8割を外国人客が占めています。「日本人のありのままの生活を見てほしい」という、肩ひじ張らないおもてなしが評判です。
開業40年を過ぎた頃、国内のビジネス客や修学旅行客が激減したため、オーナーの澤功氏は、外国人を受け入れること決意しました。
澤氏は、大きなホテルには設備やサービスではかなわないため、谷中の町そのものを楽しんでもらおうと発想を換えました。館内には日本の季節を楽しんでもらう工夫がなされています。
節分には豆まき、雛[ひな]人形や五月人形を飾り、冬至にはゆず湯等の年中行事も忘れません。近所の飲食店や商店の英語の地図を作成したり、花見や餅つきなど地域で行事がある際には、お客様に参加の声かけをしています。
氏の利益優先だけではないサービスが、外国人客の心をつかんだのでしょう。私たちも、お客様の立場でサービスを提供していきたいものです。
今日の心がけ;オリジナルのサービスをしましょう
<社団法人倫理研究所 法人局「職場の教養」より転載>
