ごめん、なんて、謝る必要無い。
君は、僕に対して悪いことなんて何一つしていないから。

僕の、今寝るところだった、という一言が君を申し訳無い気持ちにさせたのだろうか。
そんなつもりじゃなかったんだ。
僕も話したかったから君の呼び掛けに応じたんだから。
気を遣わせてしまって、ごめんね。
いつも捜してくれて、ありがとう。

昨夜はよく眠れたのかな。
随分遅い時間だったけれど、もしかしたら、僕に話したいことがあったのかもしれない。

今夜はきっと、時間を気にせずに君の話を聞いてあげられる。
僕は話すのが得意ではないから、沈黙が続いてしまうこともあるだろうけど。
でもそれは、真剣に聞いているってことだから。

君と話せるだろうか。
今夜、だなんて、随分勝手なことを言っているって分かっているけれど。
それでも、話せればいいな、と思う。



以上、独善的な独り言でした。





……独善的じゃない独り言ってあるのかな…。