感情グチャグチャ人間。
台詞がおもしろいと、どんな作品でもおもしろいのだよ。
ここからはおれの想像ね。あと思ったこと。
これスゲェ!っていう
日本の映画が、なんで海外であまり評価されないのか。
今の日本映画は何度も書いてるけど
「キャスティング揃えておもしろいこと言わしておけば
ナントカなる。」
っていう考えに縛られいて、
とにかく有名な人に変な事言わすの。
キャスティングだったらある程度人気のある人揃えれば
人は見るんだよ。
こういうのオレ嫌いなのね。
ドラマだったら
好きな芸能人を通して内容を見るか、
好きな芸能人しか見てない。
っていう。
こんなの芸能人のプロモーションビデオじゃん。
映画だったら
国際映画祭に出すじゃん。
日本の言葉独特のおもしろさを
字幕であっちの文字にするなんてもうそこで
日本の映画じゃないがする。
そんで
「なんでおもしろいのに賞を取れないの?!」
ってみんな言うのね。
そんなの言葉の壁じゃんって思う。
おもしろい事だけ言わせておいて
あっちじゃあっちの言葉に変換されてる。
伝わる分けない。
だって内容もビジュアルもしっかりしてなかったら、
あっちの人から見れば
「なにこれ?言ってる意味も字幕じゃ分かんないし。」
って思うと思うよ。
だから北野武はあっちで評価さるんだと思うなぁ。
北野映画ってビジュアルとか内容がちゃんとしてる。
おもしろいかおもしろくないかは別として。
それに台詞もほとんどないから。
静寂な絵こそ共感がもてたり、
静寂のなかでの衝撃がすごい。
日本映画とかドラマはシーンで撮ればいいのに
台詞で説明しちゃうのが多いんだよね。
みんな結構気づいてきたんじゃないかなぁ?
キャスティング頼みやら
台詞でうけさせるだけの風潮を。
でまぁ昨日、昨日だっけ?
まぁいいや。
「台詞おもしろくしちゃえばいいや!」って
頭のどこかで考えて作ってたところがあったんだろうね。
締め切りの前日、
「台詞なんかなくしちゃいたい!この脚本ぶっ壊したい!」
って思ったんだよなぁ。
時間もないから印刷して
ドラマ作る会社の社長さんと
制作会社の社長さんが見てくれるから
持って行ったのね。
オレは見せてる間は別の場所にいたんだけど、
もう絶望感に襲われて自己嫌悪になってたの。
「これいい作品じゃないよ。つき返されるぜ!」
っていう自分が
おれの体を蝕んでいくんだよ。
4時間くらいまったのかなぁ。
そしたらある局のプロデゥーサーだった人が来て、
「君の作品は荒削りなところはあるけどなかなか面白い!」
って言われたのね。
その場では嬉しいというか、ホッとしたというか、
でも頭は絶望感でいっぱいで。
10日足らずで書いたものなんか
うまくいくはずないって思ったり。
感情が入り乱れてよくわかんなかった。
だって未だにあの作品を壊したいっていう願望があるし。
別に「おれは天才です!」って言いたいわけじゃないの。
ちょっと考えれば誰でも作れる脚本なのね。
死刑台の上でセックスしてるような感じで
心の置き所がない。
これから誤字脱字直して、
目差してるところに送るんだけど…。
そこで「完全否定してくれ!」っていう自分もいれば、
そこで「これ賞賛してくれ!」っていう自分もいるのね。
きっとどこかが病んでるんだと思うぞ。
まぁいっか!(いいのか?)